【インド】マクタニール子どもの家・CCDアカデミーの子どもたち

 

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、

インドの西ベンガル州、コルカタにて、現地パートナー団体を通じて、

路上や児童労働などから救出された子ども、家庭が貧困状態で育てることができなくなった子どもを

マクタニール子どもの家で保護し、教育を受け、栄養ある食事で健康に暮らせるよう支援を行っています。

 

先日、マクタニールの家を訪問しました!

マクタニールの家には男の子たちが一緒に暮らし、生活をしており、

いっぱい遊んで、ごはんを食べて、小さい子たちはお昼寝もありました。

 

 

 

今回の訪問では文通プログラムの日本からのお手紙を渡してきました。

お手紙を渡すとみんなで見せあいっこ。

みんなとてもうれしそうに、手紙を見ていました。

 

 

 

お返事が現地から届き次第、翻訳し日本の参加者のみなさまへお届けいたします♪

 

 

そして平日は学校(CCDアカデミー)へ。

1コマ45分で、9時から15時ごろまで授業があり、学年に分かれて授業を受けていました。

 

 

 

 

途中子どもたちにインタビューできる時間があり、夢を聞いたところ、

お医者さんや学校の先生、パイロットやエンジニアなどなど、みんな目をきらきらさせて聞かせてくれました。

 

こうして、子どもたちが安心・安全に教育を受け、健康的に暮らすことができているのも、

ご支援いただいているみなさまのおかげです。あたたかいご支援ありがとうございます。

 

また報告いたします!

 

 


【インド】子ども・若者自立支援レポート

 

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、2017年4月からインドのパートナー団体と連携し、西ベンガル州ハロア開発地区にて、若者の自立支援事業を行っています。

 

西ベンガル州ハロア開発地区には、300万人以上の人々が住んでおり、そのほとんどが農業従事者です。そのうち大多数が季節労働で農作物の種まき・植え付けなど限られた時期・期間しか仕事がありません。低収入の家庭では、子どもが働かされているケースが多くみられます。

 

こうした背景から、若者が自立できるよう職業・農業支援や、ストリートチルドレンや貧しい子どもの権利を守るための啓発グループの設置・運営ができるよう支援を行っています。

 

現地より、自立支援の一環の若者のミーティングの様子の写真が届きました。

 

まずは、農業に従事している若者の直面している問題について互いに話会いました。銀行から受けられる融資がないこと、肥料などを購入するための助成金がないこと、灌漑(水路を作って田畑に必要な水を引き、土地をうるおすこと)に用いる水は雨季の雨に頼っていることなどがあげられました。

 

 

 

これらの問題について、彼ら自身でどう解決していくか考えていくほか、収入向上のため、農業に関する知識をつけるセミナーも今後実施していく予定です。

 

 

この事業は経費の一部を大阪コミュニティ財団さまより助成をいただき実施しています。あたたかいご支援心より感謝申し上げます。

 

 


父と娘の、インド冒険記

海外への旅は、文化を学ぶことはもちろんですが、自分自

身について知るきっかけにもなります。WEのライターの

メーガン・ハリスは、WEのインドへのスタディーツアー

で、自分のお父さんと親子で旅をする中で、自分の父親の

新たな一面を知り、関係を深めることができたようです。

(清田)

https://www.we.org/stories/father-and-daughter-connect-on-me-to-we-trip-to-india/

 

 

私がインドのスタディーツアーに参加することになったとき、

私は父と絶対に一緒に行きたいと思いました。

 

私の父ピーターは、元小学校の教師です。学ぶことや教育

に強い情熱を持っています。また、冒険することも大好きです。

 

私が生まれる前、父はヨーロッパを放浪していたそうです。

私が生まれてからも、家族で毎年夏には必ずキャンプをす

るなど、積極的に外に出かけていました。私が旅好きなの

は父に似たのだと思います。(私のパスポートには、エクア

ドルからケニアまで、たくさんの国のスタンプが押されてい

ます!)。

 

ただ、インドには父も私も全く行ったことがありませんでした。

今回の旅では、これまでにない新たな一歩を踏み出し、父と

一緒に特別な経験ができることを期待していました。期待通

り、私たちはたくさんのすばらしい経験をすることができたの

ですが、予想外だったことは、お互いについてこれまで知らな

かった面を深く知ることができたということでした。

 

私はWEにほぼ5年携わっています。家族にはWEでの活

動やWEで活動することが自分にとってなぜ大切なのか

などを、家でもよく話していました。しかし、ウダイプルに

一緒に行くまで、父は、WEでの活動については、私の言

葉から想像するしかありませんでした。父にとって、WEは

とても遠い存在でした。

 

10日間の旅を終えて父は私に「WEについてようやくきちん

と理解できた気がする」と言ってくれました。後で分かった

ことですが、WEで活動をする娘や息子と一緒に旅をした保

護者の多くは同じように感じていたそうです。

 

インドは特別な場所になりました。WEの活動を多くの人た

ちに知ってもらう機会となり、WEについて聞いたことはあっ

てもあまりよく知らなかった人たちに、WEの意義を感じても

らえる場所になりました。

 

元教師である父にも、この旅でWEの活動の意義を感じて

もらえたと思います。他の団体とは違うということや、私が

どう具体的に実践しているのかも理解してくれました。

 

帰国後、父がこの旅をどう感じたのか聞いてみました。父の

話を聞いて、父が私のWEでの活動を誇りに思ってくれている

ことが分かり、次の旅へと背中を押してもらえた気がします。

 

Q&A
 

メーガン(以下メ):お父さんがこの旅を楽しんでいたことは

書いたんだけど、お父さん自身の言葉で感想を教えてくれ

るかしら?

 

父:本当に楽しかったよ。特に学校を訪問して子どもたちと

交流できたのはよかったね。カナダの子どもたちと比べると、

インドの子どもたちは学習道具など身の回りのものが十分に

与えられているわけではないけれど、物をたくさん与えられて

いるカナダの子どもたちと同じように、成長する強い力を持っ

ているよ。どんな環境にいたって、子どもはみんな同じ子ども

なんだね。

 

メ:カルタナ村の学校では、4年生の教室の完成記念式典

に参加させてもらったわね。私たちが到着すると生徒のみ

んなが挨拶してくれて、私たちひとりひとりの手をひいて校

庭まで連れて行ってくれたのよね。お父さんは確か、小さな

男の子に連れて行ってもらっていたわね。

 

父:そうだ。その男の子とはたくさん話をしたよ。手に負えな

いほど活発な子でね。教室に行ったときに自分の座席を教

えてくれたんだけど、教室の一番前だったよ。先生から一番

見えやすい座席ってことだ。小学校の元教員として、先生の

気持ちが良く分かったよ!僕があの男の子の先生だったとし

ても、彼を一番前にしていただろうね。

 

メ:お互いの言葉をほとんど知らない2人なのに、すぐに仲

良くなっていたわね。何を話していたの?

 

父:僕のカメラで写真を見せていたのさ。雪の写真がカッコ

イイと言って面白そうに見ていたよ。それから、僕の子ども

たちの写真にも興味を持っていたようだった。

 

メ:お父さんは昔先生だったでしょう。先生の目から見て、

教室の完成記念式典に参加させてもらってどう感じたの?

 

父:とても興味深かったね。カナダの学校には便利な学習

道具がたくさんある。例えば、電子黒板や計算機、iPadの

ようなものだね。にもかかわらず、僕らはそれが使いにくい

とか、数が不足しているとか、よく不満をこぼしてしまうんだ。

一方で、訪問したインドの学校には質素な机や教科書くらい

しかない。でも、ここの生徒たちや先生方はそれらを持ってい

ることに誇りを持っている。自分が持っているものに感謝をす

ること、ものがあって当たり前だと思ってはいけないということ

を、今回の旅で学んだよ。

 

メ:他にも心に残ったことがあれば教えて。
 

父:ウダイプルの市場に行ったことかな。とにかくいろんな意

味で賑やかだった。びゅんびゅん通り過ぎていくバイクのクラ

クションの音は鳴りやまないし、道をロバや牛が歩いているし

ね。店に出入りする人々を見ているだけでも面白かった。あん

な市場には今まで行ったことがなかったからね。

 

メ:私の弟、つまりお父さんにとっては息子だけど、ウイリア

ムが自閉症でしょう。お父さんもお母さんもウイリアムの世

話にかかりっきりよね。旅の間離れてしまうことに抵抗はあ

ったの?

 

父:多少あったね。お母さんと二人がかりで世話をしていた

からね。ここまで遠く離れたことがなかったから、距離が一

番の心配だったかな。

 

 

メ:でも、インドで自分の時間を過ごしていたお父さんを見る

ことができて嬉しかったわ。滞在先の近くの山にもハイキングに行っていたしね。
 

父:そう、アラバリキャンプ(インドのラジャスタン州の山地に

あるキャンプ地)の近くを散策しながらハイキングしたんだ。

野草や動物の生態を観察もできて、時間を忘れるほど楽し

かったよ。家でもウイリアムやお母さんとよく散歩をしていた

から、歩くのは全然苦にならなかったしね。インドでのハイキ

ングを楽しめて良かったよ。

 

メ:私としては、この旅でお父さんに私の仕事について知

ってもらえて本当に良かったと思ってる。ME to WEでエク

アドルやケニアに行ったときの話やWEビレッジが各地で

どんな役割を果たしているっていうことをお父さんにも話

したりしていたけど、今回お父さんにも直接経験してもら

えてすごく嬉しかった。お父さんは私の仕事についてどう

感じたかな?

 

父:君がこういう素晴らしい仕事で食べているということに感

銘を受けたよ。今までだって君が、こういう仕事で食べている

ということを理解はしていたけれど、一緒に旅をしてWEがそこ

で達成しようとしていることや他の団体とは違うということがよ

りはっきり分かるようになった。実は、旅に同行しているスタッ

フと、参加している子どもたちの保護者たちでよく集まって話

をしていたんだ。
 

メ:どんな話をしたの?

 

父:世界に出て実際にそこで暮らす人々の生活を見ること

は、子どもたちにとって素晴らしい経験になる。そんな機会

に恵まれたことがありがたいね、と話していたんだよ。

 

(原文記事執筆 :メーガン・ハリス 翻訳:翻訳チーム  藤

井優美 文責:清田健介)

 


12345>|next>>