書を捨てよ、旅へ出よう!

旅は、人の人生を変えます。今回ご紹介するのは、旅を通

じて、生徒の人生を変えようとしているアメリカの高校教師

のストーリです。(清田)

 

https://www.we.org/stories/arizona-school-builds-legacy-of-positive-transformation-in-students-through-travelling-with-purpose/

 

 

朝の9時、それは若い世代の人達が元気に踊ったり、歌

ったり、先生と井戸を掘ったり、土だらけのバケツを一列

になって回したりしている時間ではありません。ニカラグ

アの農村部で毎年郊外活動を率いている教員、ジェニー

・ジェームズの生徒は別ですが。

 

その頃、ジェニーと彼女のザビエル大学付属プレペトリー高

校(アリゾナにある女子校)の生徒たちは スタディーツアー

でニカラグアにいました。この貴重な体験は、若い旅人たち

がボランティアとして WE Villages(フリー・ザ・チルドレン)でボ

ランティアをし、同時に文化を学ぶというものです。そしてジ

ェニーのように自ら行動を起こせるようになることを目指して

います。

 

20年間教師を勤めている先生は、ニカラグアへの スタデ

ィーツアーを6年間運営しています。その理由は1つです。

「この旅を通じて、世界への意識を高める子どもたちを見

てきました。 子どもたちは社会問題をより理解し、小さな

変化を起こしています。例えば水の消費の仕方など、身近なことについてです。」

 

ジェニーはこの恒例行事を2012年の夏から始めました。当

時の生徒が WEのスタディーツアーでケニアに行き、世界へ

の視野が広がったということを共有しました。ザビエル大学

は新しい海外研修先を探しており、 WEのスタディーツアー

に挑戦することに決めました。 ニカラグアはアメリカからも

近く、生徒たちにスペイン語を練習できるボーナスもついて

いました。

 

 

 

1番最初に行われたスタディーツアーの後、ジェニーは生徒

たちの変化に驚きました。「本校の子どもたちの大半は旅を

する機会があります」。彼女はそう言います。ですがこういう

旅の機会は他ではまずないでしょう。」 

 

それから、ザビエルの生徒たちはニカラグアに WE village

のスタディーツアーで毎夏帰ってきます。そして毎年、教師

は新しい生徒が入ってくるのを見ます。「私は、新しいことを

体験したくてこのスタディーツアーに参加しました。」とタイラ

ー・デーンズは語ります。彼は2017年のスタディーツアーに

双子のお姉さんと26人のクラスメートで参加しました。「この

スタディーツアーでは新しいこと、私がやったことがないこと、

例えば国外へ両親なしで行くこと、新しい食べ物を食べるこ

と、工事現場でボランティアすること。ニカラグアで見るもの

は全て家と違いました。」

 

他の生徒たちと同様、テイラーもボランティア活動時間を完

了し、スタディーツアーからかえってきました。ニカラグアで

培ったクラスメートとの友情、大学の出願所にも書けるたく

さんの思い出をお土産として持ち帰りました。

 

 夏休みが近づき、ジェニーは新たに31人の生徒たちを連

れて行く準備をし始めました。ジェニーは生徒たちをドキド

キさせるため、前のスタディーツアーの話をします。ジェニ

ーは、テイラーみたいな生徒が自分の殻を破った話や、ペ

ットボトルの水を買う昔の癖をやめた徒の話や、教育にも

っと感謝をし始めた生徒の話をしました。

 

 

 

実はジェニーの娘もそのひとりです。彼女は2012年の最初の

スタディーツアーに行き、ニカラグアの学校の庭園に魅了され

た経験から、植物システムを大学で勉強しました。「私は、ニ

カラグアで働き、それを子どもたちに共有することが好きなの

です。」 教育者であり、誇り高き母でもあるジェニーが言いま

す。 「最初の数年間はドキドキがすごかったです。 今は先生

でいれられることが好きです。毎年、毎日が新しい日々です。」

 

最初の年にジェニーと生徒は図書館の建設、新しい養鶏

場、学校のベンチを塗り替え、学校の庭を作るのを手伝い

ました。最近は2017年、子どもたちは一生懸命ベンチを塗

り替え、水感慨の溝を掘ったりしました。2018年のプロジェ

クトですか? グループのみんなは現地に着くまで何も知

らされません。ですがジェニーはこのプロジェクトがきっと生

徒に良いインパクトを与えるということを信じています。

 

(原文記事執筆 :メーガン・ハリス 翻訳:翻訳チーム 佐

藤衣莉彩 文責:清田健介)

 


ゴミが宝箱に!

中古のタイヤは、日本のみならず世界中にあふれています

が、ニカラグアには、中古のタイヤを活かした素敵な学校菜

園があるんですよ!(清田)

 

https://www.we.org/stories/trash-into-treasure/

 

 

 

「あそこはタイヤ1本、1ドルなんですよ。。」

 

ダリオ・ロドリゲスは、中古のタイヤを売って利益を得ている

道路沿いの修理店を差して首を横に振ります。ニカラグアの

農村部では、こういった光景は珍しくありません。 ここではタ

イヤをすべて再利用します:タイヤで家具、階段、彫刻その他

何でも作ります。

 

ダリオもタイヤを再利用するのが好きですが、1ドル

の値札には感心しません。

 

私たちは賑やかな大通りからそれ、草木がうっそうとした泥

だらけの道をさらに30分ドライブします。ダリオのピックアッ

プ・トラックがゴツンゴツンと揺れながら進むので、道という

よりジェットコースターに乗っているような感じです。やっと

のことで、エル・トラピチェ村(2012年からWE Villages(フリ

ー・ザ・チルドレン・カナダ)と提携している村)に到着しま

す。ダリオは3年前からWE Villagesのシニアプロジェクト

マネジャーを務めていて地元では有名です。そして到着

すると村びとたちと挨拶をかわします。

 

34歳のダリオは顔を輝かせてエル・トラピチェの小学校の

校庭に入ります。そこは白と青のニカラグアのナショナル

カラーで彩られたトタン屋根の建物が広がっています。そ

して、校庭の片側にある大きな菜園に向かいます。そこは、

ダリオがWEで情熱をかけたプロジェクトの発祥の地です。

 

「すべて、作物の栽培にタイヤを使用するというアイデアか

ら始まりました。」と、ダリオは説明します。一見ただのプラ

ンターですが、よく見るとタイヤはカットされて裏返され、塗

装されています。そこに土が入れられ、トマト、ニンジン、ス

カッシュ、ジャガイモ、キュウリ、タマネギなどが植えられて

います。

 

エル・トラピチェの学校の菜園は、2014年のWEでのダリオ

が初めて取り組んだプロジェクトの1つでした。菜園を始め

た場所は侵食されてでこぼこした土地で、理想的ではあり

ませんでした。しかし、ダリオは農業の経験を生かしチャレ

ンジしました。前職のニカラグア政府での仕事で、モノを再

利用して実用化する方法を学びました。エル・トラピチェ村

では、ダリオはすぐに3つの課題を解決する機会を得まし

た。 タイヤからプランターを作ることは、廃棄物を減らし、

土壌浸食を避け、エル・トラピチェの学校給食プログラム

を補うために作物の多様性を広げます。

 

「政府は米、豆、穀物のような食糧を提供していますが、菜

園は子供たちに栄養を与えるための補足です」とダリオは

言います。 今日、彼のプロジェクトは、この地域の他の3つ

のWE VillagesパートナーコミュニティであるSan Diego村、L

os Campos村、Aguas Agrias村にも拡大しています。この革

新的なプロジェクトは、学校の風景や学校給食プログラムを

変え、毎日400人以上のニカラグアの生徒に健康的な食事を

提供しています。

 

しかし、もちろん、これはたやすいことではありませんでした。

ダリオは、菜園を始める前にタイヤを見つける必要がありまし

た。

ダリオは車の修理工場にタイヤを探しに行きました。中古タ

イヤはたいてい上に積み重ねられていて、中に水が溜まり、

そこが蚊の住処になっていました。ダリオは、これらのタイヤ

はあまり使い物にならないがないと言います。しかし、人々は

生活のためにこれら売ろうとします。それでも、彼はタイヤを手

に入れるための費用はほとんどかからないと考えました。なぜ

なら、支払った1ドルはWE Villagesのコミュニティプロジェクトに

戻ってくるからです。「私は、初めてタイヤを探しに行ったとき、

店のオーナーに「本当に資源が少ない村にタイヤを持っていき

ます。ここにあるタイヤは汚れた水が入っていますが、これらの

タイヤを使って作物を栽培します。」と伝えました。」とダリオは言

います。

 

ダリオの粘り強い説得で店のオーナーは最初のタイヤを譲

ってくれました。彼は他の店でも同じことをしました。最近で

は、オーナーはダリオのトラックがやって来ると、「タイヤは

そこだよ。」と声をかけてくれると言います。ダリオは10キロ

のタイヤ回収ルートを決めました。

 

彼はまた、村びと民や保護者の中から協力者を募りました。

協力者は、彼に同行し、タイヤがどのように学校や村を変え

ているのかを感じとりました。

 

彼らは、菜園の力を知っています:毎日健康な昼食を食べ

られることは、親が学校に子どもを入学させるようになりま

す。そして、子どもたちは勉強するためのエネルギーを得ら

れます。生徒は菜園を運営するのに大きな役割を果たしま

す。その過程で、彼らはいつか彼らが自分の菜園や農場を

管理するのに役立つスキルを身につけます。

 

エル・トラピチェで村では、菜園以外にも、学校の建物事業、

清潔な水を供給するポンプの提供事業、村での保健事業、

女性の職人のサークル事業などがあります。
 

現在、エル・トラピチェ村だけで約1,000本のタイヤがありま

す。 菜園と並んで、それらのタイヤは水を防ぐための障壁

として、そして学校の運動場(ダリオの興奮度合いから判断

して、彼の好きなプロジェクトの1つに違いないようです)への

階段として役立っています。

 

「前は、運動場へ行くことが出来ませんでした。」と、ダリオ

は、学校の裏にある丘を指します。そこにはカラフルに塗ら

れたタイヤで出来た階段がつながっています。「この階段の

おかげで子どもたちが安全に遊ぶことができます。」彼はそ

れを実証するために階段を登ります。私も一緒に登り、学校

全体の附属施設を眺めます。
 

「私にとって、これは村の発展、変革の象徴なのです。」とダ

リオは言います。 「人々がこれらのタイヤを見るとき、いまは

ゴミ以上の何かが見えます。」

 

(原文記事執筆 :メーガン・ハリス 翻訳:翻訳チーム 文

責:清田健介)

 


ニカラグア

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