【出前授業】タンザニアマサイ族のレボイ君と学校に授業に行きました


タンザニアのマサイ族のレボイ少年が来日し、
6月24日に一般公開のイベント(様子はこちらから)を実施しましたが、
その後、6月25日〜28日の4日間、レボイ少年と共に都内の学校で出前授業を行いました!

 

レボイ少年は、水や電気などがないマサイ族の村で生まれました。

彼が初めて通った学校は、大きな木の下でした。木陰に集まり、砂に指で文字を書き練習しました。

次に通った学校は、年齢がバラバラな子ども達が100人以上一緒に授業を受けるような環境でした。

そこから、彼の奨学金支援をしてくれる1人の人との出会いをきっかけに、彼は質の良い小学校へ転校、優秀な成績を残し、タンザニアでも有数の中学校に進学しました。そんな生活の変化や、タンザニア・マサイ族の文化について、日本の同年代の中高生にお話ししました。

 

授業では、世界の教育の問題についての講演や、ワークショップも一緒に行いました。

そして今回、レボイ少年の通訳は、高校1年生のメンバーが担当してくれました。

この出会いから、今後も、世界を考える・アクションを起こすきっかけとなれば嬉しいです。

 

 

生徒さんから頂いた感想をいくつかご紹介します。

 

<レボイ少年/マサイ族について>

・小さな小屋みたいな教室に100人もの子どもが入って勉強していることに驚いた。

・英語もペラペラと話していて、一番好きな教科だあと言っていて、自分も頑張ろうと思った。

・将来自分の会社を立ち上げたいという夢を聞いて、すごいなと思った。

・マサイ族のモランの決まりや一夫多妻制について、文化の違いが興味深かった。

・ジャンプが高いと聞くし、”ダンスが好き”と言ってたから、踊って!ジャンプして!って聞いてみたけど、恥ずかしがってしてくれなかった。そこは私たちと変わらないんだなって思った。

・話だけ聞いてると、世界の子ども達の状況も遠い出来事だと思ってしまうけど、実際にレボイ君が話してくれて、身近に感じた。

 

<その他の感想>

・物乞いや働く子ども達の事を、話だけではなく動画や写真も見ながら聞いた事で、本当に存在するのだと知れた。

・ワークショップを通じて児童労働の人生を体験したが、その人生のひどさにショックを受けました。同じ世代でもどれだけつらい日々を送っているのかわかりました。なんとかできないのかと思いました。その思いが大切なんだと感じました。

・世界の子ども達の生活、児童労働などについて聞くと、”かわいそう”と思ってしまうけど、同じ人として生きていて、全然他人事じゃなくて、かわいそうと思うのではなく、こんな世の中を変えなくちゃいけない!と思った。

・ボランティアって、自己満足で上から満足なイメージがあったけど、子どもにも子どもに対する活動が出来るという事で、対等で近い関係で出来ていいと思った。

・講演というと、堅苦しいイメージがありまいたが、担当者さんもとても明るく、楽しく授業を受けることができました。

・マサイ族の少年、会話をサポートする日本人の高校生、奨学金支援をした方、日本で実際に国際協力をしている方、色々な方に実際にお会いでき、話を聞けていい経験になった。

・2人の少年から生まれた「フリー・ザ・チルドレン」その由来を聞いた時、思わず自然と涙が出てきました。「子どもが世界を変えられる」本当にその通りだと思いました。今自分に出来ることは、世界のこの現状を一人でも多くの人に伝えていくことだと思います。社会問題に興味を持てたとても貴重な時間になりました。ありがとうございました。

・自分でアクションを起こして、2030年までに成し遂げようとしていること(SDGs)を達成するチカラになれればと思います。

 

 

ー以下、今回の訪問詳細ですー

 

[6月25日]

学校名:國學院大學久我山中学高等学校
対象者:中学3年生 130名
授業内容(110分):
・はじめに(簡単な自己&団体紹介・今日の授業について)
・世界の子ども達、貧困、教育について
・ワークショップ:児童労働シュミレーションカードゲーム
・レボイ少年のスピーチ、質疑応答
・自分にできるアクションの考え方

 

[6月26日]

学校名:田園調布雙葉中学校・高等学校
対象者:高校1年生 107名
授業内容(50分):
・はじめに(簡単な自己&団体紹介・世界の教育・児童労働)
・レボイ少年のスピーチ
・質疑応答

 

[6月27日]
学校名:明星学園中学校
対象者:中学2年生 120名
授業内容(90分):
・はじめに(簡単な自己&団体紹介・今日の授業について)
・世界の教育の格差について(講和+クイズ形式) 
・レボイ少年のスピーチ
・質疑応答
・団体の支援活動
・世界のゴールSDGs
・日本にいる私たちとのつながり
・自分にできるアクションの考え方

※学校のホームページでも授業の様子をご紹介いただいています。
https://www.myojogakuen.ed.jp/junior_high_school/topics/10509

 

[6月28日]
学校名:明治学院高等学校 
対象者:フリー・ザ・チルドレン部部員 10人
内容(90分):
・レボイ少年のスピーチ&交流会

 


あやの台小学校 講演会報告

JUGEMテーマ:国際社会

 

和歌山県にある橋本市立あやの台小学校を訪問し、世界の貧困の中で生きる子どもや、フリー・ザ・チルドレンの活動についてのお話しをさせて頂きました。

(学校のブログ:http://www10.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=hashimoto34

 

あやの台小学校1

 

橋本市立あやの台小学校は、5年前に創立された新しい学校で、校舎の中心に学校のみなさんが自然と集えるようなデザインとなっていて吹き抜けのある明るい素敵な学校でした。この学校では、ESD教育(持続可能な発展を実現するために発想し、行動できる人材を育成する教育)を推進していて、子どもたち自身が学び、考え、行動することを促す様々な取り組みをしています。

 

例えば、学校の敷地の一部に畑を設置して、児童の皆さんがその畑で無農薬野菜を栽培し、実ったら収穫し学校内で100円で販売する「エコマート」を高学年生が子ども会社を設立し、運営しています。その野菜の売り上げを、先日、世界の貧困で大変な状況にある子どもたちのために使ってほしいとフリー・ザ・チルドレンに寄付として送ってくれました。

 

そこで、今回、みなさんが野菜などの売り上げで1年間を通じて集めてくれた寄付が、どう、使われているのかや、そもそも、どうして開発途上国に暮らす子どもたちを支援しているのかについてお話をさせていただくためにも、学校を訪問しました。

 

講演会を聞くために集まってくれた5,6年生や保護者の方や先生方を対象に、フリー・ザ・チルドレンの活動を通じて出会った、貧しさのため働かなくてはいけない子どもや、学校にいけない子ども、きれいな水が飲めない子どもなどの実情や、フリー・ザ・チルドレンが、どのような支援活動をしているのかをお話ししました。

 

1時間以上もの講演会でしたが、みなさんがとても真剣に話を聞いてくださり、たくさんの質問を出してくれたこと、大変うれしかったです。そして、児童のみなさんが積極的なのは、社会課題に目を向け、子どもとしてどうしたらよいかを考える機会が日頃からあるからだろうと、思いました。5,6年生の自主性を育てるような取り組みをされている校長先生、特に、担当の中谷先生の熱意には、非常に感銘を受けました。

 

 

あやの台小学校2

校長先生と講演をきいてくれたみなさんと。みなさん、熱心に聞いて下さりありがとう!

 

あやの台小学校4

野菜ができたら不定期で開かれるエコマート。講演会後のお昼休みに収穫したほうれん草とサニーレタスを児童の皆さんが販売しました。エコマートが開かれるときは、商品(野菜)を買うために100円だけ持ってきて良いのだそうです。

 

 

あやの台小学校3

中谷先生、いつも日本と世界の子どもたちのために、ありがとうございます!

 

 

改めて、世界の子どもたちや活動についてお話をさせて頂ける機会をいただき、心から感謝申し上げます。

1年間を通じてエコマートを運営し、寄付を集めてくれた5、6年生、講演会を聞いてくださった保護者の方、講演会を開けるよう調整、準備してくださった先生方、特に、中谷先生本当にありがとうございました。

 

これからもともに、同じ世界の仲間として、子どもたちにとってより良い世界となるよう、アクションを起こしていきましょう。

Together, WE can change the World!

 

なかじまさなえ


筑波大学付属視覚特別支援学校 出張講演報告

みなさん、こんにちは!

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンインターン生の拓殖大学2年本間瑞季です。

 

  2017年2月12日に筑波大学付属視覚特別支援学校で国際研究部のみなさんを対象に、出張講演をさせていただきましたことをご報告させていただきます。

 

 最初にこの学校の出身者でもある、フィリピン視覚障害者支援事業のリーダーを務めている石田由香理から、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの団体についての説明や紹介がありました。

 

フリー・ザ・チルドレンの説明をする石田

 

 そのあとに、ワークショップを行いました。実際に存在する3人の子どもの生活を元に、その生活でうれしかったこと・悲しかったことつらかったこと・どのような支援があったらよかったのかという3点を3グループに分かれて考えてもらうものでした。

それぞれのグループがひとつのことだけにこだわるのではなく、どんなことにも多くの意見を出してくれました。

児童労働とはどのようなものなのかということを知り、考えていただけたことで有意義な時間となったのではないかと思います。

 

ワークショップ時の様子

 

 

 休憩を挟んだ後、フィリピンの視覚障害者支援事業での活動内容について石田から説明がありました。生徒のみなさんは終始頷きながら真剣に講義を受けてくれました。

1人1人から感想をいただくことができ、児童労働への関心が高まったという声を聞くことができました。

 

 講義終了後には、日本とフィリピンだけではなく生徒たちが今までに訪れたことのある国の福祉はどうなっているのかということを話し合いました。生徒自身が他国で戸惑うこともあったということです。

福祉の制度が整っていても障がい者への対応がない場合が多い国がある一方で、制度は整っていなくても障がい者への気配りをしてくれる人が多い国もあり、制度が整っていることだけがよいのではないという意見も聞くことができました。盲学校ならではの出張講演となったのではないかと思います。

生徒からは、知ったあとに自分がどう行動にうつすのかが重要だと感じたという声が多くありました。

 

 わたしも自身が行っている活動についてお話しさせていただく機会もあり、国際協力でどのようなことができるのかということに加えて、福祉についても考えることができた出張講演でした。

 

 筑波大学付属視覚特別支援学校国際研究部のみなさん、ありがとうございました。

 


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