あやの台小学校 講演会報告

JUGEMテーマ:国際社会

 

和歌山県にある橋本市立あやの台小学校を訪問し、世界の貧困の中で生きる子どもや、フリー・ザ・チルドレンの活動についてのお話しをさせて頂きました。

(学校のブログ:http://www10.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=hashimoto34

 

あやの台小学校1

 

橋本市立あやの台小学校は、5年前に創立された新しい学校で、校舎の中心に学校のみなさんが自然と集えるようなデザインとなっていて吹き抜けのある明るい素敵な学校でした。この学校では、ESD教育(持続可能な発展を実現するために発想し、行動できる人材を育成する教育)を推進していて、子どもたち自身が学び、考え、行動することを促す様々な取り組みをしています。

 

例えば、学校の敷地の一部に畑を設置して、児童の皆さんがその畑で無農薬野菜を栽培し、実ったら収穫し学校内で100円で販売する「エコマート」を高学年生が子ども会社を設立し、運営しています。その野菜の売り上げを、先日、世界の貧困で大変な状況にある子どもたちのために使ってほしいとフリー・ザ・チルドレンに寄付として送ってくれました。

 

そこで、今回、みなさんが野菜などの売り上げで1年間を通じて集めてくれた寄付が、どう、使われているのかや、そもそも、どうして開発途上国に暮らす子どもたちを支援しているのかについてお話をさせていただくためにも、学校を訪問しました。

 

講演会を聞くために集まってくれた5,6年生や保護者の方や先生方を対象に、フリー・ザ・チルドレンの活動を通じて出会った、貧しさのため働かなくてはいけない子どもや、学校にいけない子ども、きれいな水が飲めない子どもなどの実情や、フリー・ザ・チルドレンが、どのような支援活動をしているのかをお話ししました。

 

1時間以上もの講演会でしたが、みなさんがとても真剣に話を聞いてくださり、たくさんの質問を出してくれたこと、大変うれしかったです。そして、児童のみなさんが積極的なのは、社会課題に目を向け、子どもとしてどうしたらよいかを考える機会が日頃からあるからだろうと、思いました。5,6年生の自主性を育てるような取り組みをされている校長先生、特に、担当の中谷先生の熱意には、非常に感銘を受けました。

 

 

あやの台小学校2

校長先生と講演をきいてくれたみなさんと。みなさん、熱心に聞いて下さりありがとう!

 

あやの台小学校4

野菜ができたら不定期で開かれるエコマート。講演会後のお昼休みに収穫したほうれん草とサニーレタスを児童の皆さんが販売しました。エコマートが開かれるときは、商品(野菜)を買うために100円だけ持ってきて良いのだそうです。

 

 

あやの台小学校3

中谷先生、いつも日本と世界の子どもたちのために、ありがとうございます!

 

 

改めて、世界の子どもたちや活動についてお話をさせて頂ける機会をいただき、心から感謝申し上げます。

1年間を通じてエコマートを運営し、寄付を集めてくれた5、6年生、講演会を聞いてくださった保護者の方、講演会を開けるよう調整、準備してくださった先生方、特に、中谷先生本当にありがとうございました。

 

これからもともに、同じ世界の仲間として、子どもたちにとってより良い世界となるよう、アクションを起こしていきましょう。

Together, WE can change the World!

 

なかじまさなえ


筑波大学付属視覚特別支援学校 出張講演報告

みなさん、こんにちは!

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンインターン生の拓殖大学2年本間瑞季です。

 

  2017年2月12日に筑波大学付属視覚特別支援学校で国際研究部のみなさんを対象に、出張講演をさせていただきましたことをご報告させていただきます。

 

 最初にこの学校の出身者でもある、フィリピン視覚障害者支援事業のリーダーを務めている石田由香理から、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの団体についての説明や紹介がありました。

 

フリー・ザ・チルドレンの説明をする石田

 

 そのあとに、ワークショップを行いました。実際に存在する3人の子どもの生活を元に、その生活でうれしかったこと・悲しかったことつらかったこと・どのような支援があったらよかったのかという3点を3グループに分かれて考えてもらうものでした。

それぞれのグループがひとつのことだけにこだわるのではなく、どんなことにも多くの意見を出してくれました。

児童労働とはどのようなものなのかということを知り、考えていただけたことで有意義な時間となったのではないかと思います。

 

ワークショップ時の様子

 

 

 休憩を挟んだ後、フィリピンの視覚障害者支援事業での活動内容について石田から説明がありました。生徒のみなさんは終始頷きながら真剣に講義を受けてくれました。

1人1人から感想をいただくことができ、児童労働への関心が高まったという声を聞くことができました。

 

 講義終了後には、日本とフィリピンだけではなく生徒たちが今までに訪れたことのある国の福祉はどうなっているのかということを話し合いました。生徒自身が他国で戸惑うこともあったということです。

福祉の制度が整っていても障がい者への対応がない場合が多い国がある一方で、制度は整っていなくても障がい者への気配りをしてくれる人が多い国もあり、制度が整っていることだけがよいのではないという意見も聞くことができました。盲学校ならではの出張講演となったのではないかと思います。

生徒からは、知ったあとに自分がどう行動にうつすのかが重要だと感じたという声が多くありました。

 

 わたしも自身が行っている活動についてお話しさせていただく機会もあり、国際協力でどのようなことができるのかということに加えて、福祉についても考えることができた出張講演でした。

 

 筑波大学付属視覚特別支援学校国際研究部のみなさん、ありがとうございました。

 


【連続授業】東京都立世田谷総合高等学校で連続授業を担当しました!

こんにちわ!
フリー・ザ・チルドレン・ジャパン、ファシリテーターのNanamiです。

 

今年度、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、都立世田谷総合高等学校の連続授業を受け持たせて頂きました!
今回は、その授業の様子をお伝えします!

 

 

 

◆第1回(9月9日)   自分を知ろう!仲間を知ろう!

 

まずは、このクラスの概要と、フリー・ザ・チルドレンについて、担当ファシリテーターについてのお話を少々。

 

そして、普段はクラスが違う仲間達なので、お互いを知るためのゲームを行いました。
・ファシリテーターや学校の担当の先生を知るゲーム
・次から次へと初対面の仲間とお題について話すゲーム
・名前当てゲーム
などなど。初めましての40人も、わいわいと盛り上がってきました。

 

その後は、これから3か月間を一緒に過ごす仲間とのルール作りです。

発言するうえで、一緒に過ごすうえで、自分が嫌だと思うものは何か、どうしたら気持ち良く過ごせるかを話し合いました。

そして出来たのが、こちら!

 

 

人の意見を笑わない・否定しない、聞いている時に怖い顔はしない・笑顔、感情をこめてうなづく、強い言葉づかいはしない、フォローしあう、共感・言葉のキャッチボール、みんなが発言する・沈黙は減らす、最後まで聞く、ワンマイク(誰かが発言していたら、他の人は話さないで聞く)!

素敵なみんなのルールが出来ました♪

 

そして最後は、自分の人生を振り返るワークショップです。

自分のこれまでの人生において、楽しかったこと・衝撃的だったこと・困難だったことなどを探ります。

そして、今後こんな事がしたい!こんな表情をしていたい!というような、過去から未来までを見つめました。

自分自身を知ることで、何に対して自分が共感を覚えるのか、何に突き動かされるのか、考える事が出来ます。

みんな思い出して思い出して、まとめてくれました。

 

(1回目の参加者アンケートより)

・色んな人と話す機会をもらえて楽しかった
・1回目から話し始めると聞いて、人と話すのが苦手なので緊張したが意外と楽しかった

・輪になってみんなの顔見て話し合えて楽しかった
・知らない人がいたけど、その人たちの色んなことを知れて良かった
・もっと世界について知りたいと思った
・社会問題について学習すると聞いていたので、かたくるしいイメージでクラスに来たが、受けてみたら全然違った

 

 

◆第2回(10月7日)  世界を知ろう! -世界の現状・格差を考える-

 

まずは、前回の続きとして、振り返った自分の人生をスモールグループの人達に話すワークショップ。

自分の人生をまずは語り、その後共感ポイントなどを話します。

・初めて話すような人だったけど、自分と同じ経験をしていた

・全く違く人生・経験だけど、自分と同じような気持ちを抱いていた

・意外な一面が見れた

ワークショップを行う中で出てきた意見です。

人を動かすのは共感。

色んな人の話を聞く中で、自分自身が今回のワークで書き出していなかったけど、自分にとって重要な経験を思い出したりしたと思います。他人を知り・自分を知る、少しずつ積み重ねてもらえればと思います!

 

仲間を知り・自分を知り、次は世界を知る!です。

この回では「ワールドマップ」という人口・お金・食べ物などがどのように分布されているのかを考えるワークショップを行いました。そして、何故このような割合になったのか、自分たちに何が出来るのかを話し合いました。

予想と現実が合っていた、全く逆だった、等様々な結果に盛り上がりながらも、現状を見つけました。

 

 

◆第3回(10月14日) 世界を知ろう! -世界の子ども達の生活を考える-

前回考えた、世界に何がどのように分布されているか、を考えていく中で、貧困というワードも出てきました。

この回では、その貧困の中での生活を、児童労働者の人生を体験するカードゲームを通じて考えました。

自分の人生では考えないような出来事が、カードゲームの人生では嬉しかったりする。

この人生に、どんな事が起きれば・どんなものがあればもっと嬉しさを感じられただろう。

誰しもが持つ「子どもの権利」も考えながら、自分にできることを考え始めます。

 

まずは、一度とにかくアクションを起こしてみよう!ということで、次週は、街頭募金活動に挑戦します。

4人1組になり、貧困に関係する「教育問題・水衛生問題・食糧問題・医療格差問題・低収入問題」、プロジェクトを応援したい国を決めました。次回までに、その問題について調べて、なぜ支援が必要なのかを伝えられるように準備をしてこよう!という事で、第3回は終了です。

 

 

第4回 10月28日  :アクションを起こそう!

それぞれが考えてきた、なぜ支援が必要なのかをもとに、伝えたいメッセージをカードにそれぞれが書きました。

チームのオリジナリティあふれた募金箱・ハガキ回収BOXが完成しました!

 

あいにくの雨でしたが、寒い中、声を出して頑張りました。

街頭募金で道行く方に声かけをし、商店街の店舗さん、小学校にもご協力いただきその後も募金箱を置かせて頂くことになりました。

 

 

(募金活動の参加者感想より)

・日本人の無関心さを感じだ。何度もスルーされて残念だった。しかし、そんな中でも笑顔も募金してくれる人もいて、とても嬉しかった。自分ももっと積極的になりたいと思った。

・目的がはっきりしていないと募金はしてもらえないと思った。どんな支援で、なんで自分がやってるのか、気持ちを伝える声かけが大切!

・感謝の気持ちを深く持つようになった。

 

 

◆ご協力:魚石、きくや洋品店、須田豆腐店、パティスリー・シュクレペール、玉川屋酒店、名川精米店、西河製菓店、二子玉川小学校、メゾンフルーリー、八百寿

 

募金総額:12,024円 (期間:2016年10月28日〜2016年12月9日)

ハガキ回収枚数:77枚(期間:2016年10月28日〜2017年2月3日)

 

 

第5回 11月 4日  :アクションプランを作ろう!発表しよう!

第4回は、とにかくまず活動をしてみる、ということで募金活動は私からの提案でした。

しかし、最後は、全員が自分のアクションを見つけて5回の講座を終えるのがゴールです。

自分の好きな事を活かして、わくわくできるアクションを考えるワークショップを行いました。

1人で考えていると、なかなか煮詰まってしまって、見つからない場合もあります。

なので、チームを組んで、それぞれ個人のアクションアイディアにスパイスを加えていくステップを何度も行いました。

自分では思いつかなかったけれど、面白そう!そんなアクションプランが出てきたりします。

アイディアを、具体的なプランに落としていき、1か月以内に行う事まで決めました。

 

チーム内でそれぞれが発表し、チームの代表者を決定、クラス全員の前で発表してもらいました!

その中から数名は、2学年合同の報告イベントで発表をすることになりました。

 

(作成したアクション一部)

・世界について調べて、まずは身近な人へ伝える

・いろいろな国の人に協力をお願いして、1つの曲を作り、youtubeで配信する!!

・SNSを使って、外国の友達を作り、偏見を自らなくす

・DVDを集めて、チャリティーミニ映画館を行う

・捨てられたペットに新しい飼い主が見つかるよう、イラストを描いて知らせる

・児童労働などで作られたものを買わない、そのことをSNSに書き、共感してくれる人と一緒に行う

・普段は使わない食材部分(皮など)や、形が悪くて一般的に売られない食材を使って料理をする

・散歩がてらごみを拾う

・写真をたくさん撮って、チャリティー販売する

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授業は5回で終わってしまいましたが、この授業は、40人の生徒さんにとってスタートだと思います!

それぞれに様々な思いを抱いたと思いますが、最後には本当にわくわくするアイディアが沢山出来あがりました。

そして、アクションプランの1か月以内に行う事を実行し、1か月後に報告してくれた生徒さんもいました。

 

(連続授業終了後感想より)

・色々な国で問題が起こっているのは知っていたけど、ここまで深く取り組んだことはなかった。深く考えられてよかった。

・世界に飛び込むきっかけが作れたと思います。今までは気づいてもなかなか踏み出せずに通り過ぎていたのですが、この授業で、もっと積極的になろうと思えるようになりました。

・未成年でもやれる事がたくさんあるのだと気づきました。

 

 

『何か行動を起こすのに、若すぎるということはない。

若者は未来だけでなく、今日のリーダーなのです。』

 

フリー・ザ・チルドレンの設立者クレイグも言いました。

 

今日のリーダーである、参加者の皆さんの活躍、応援しております!

 

Be the Change!

 

 

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社会問題を自分事で考え、アクションを起こすチカラを

「出張授業」詳細はこちら

→ http://www.ftcj.com/get-educated/class_workshop.html


共生社会のご報告:沖縄中部農林高校 

 

助成:公益財団法人庭野平和財団

 

ご依頼者様から授業のテーマ・ねらいをお伺いし、カスタマイズさせて頂きます。

1時間の単発授業、1日がかりの特別授業、連続授業、キャンプ、形式もご相談ください!

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