児童労働者数の最新データが発表。記者会見が報道されました。

2017年9月19日に国際労働機関(ILO)より世界の児童労働者数の推計値が発表されました。

 

その数、1億5200万人。
世界全体で 5〜17 歳の子どもの約 10人に1人が児童労働者となります。

 

児童労働者数は2000年には推計2億4600万人と発表されていましたが、様々な取組によって徐々に減ってはきています。
しかし今回発表された数は、前回2012年に発表された推計1億6795万人とくらべてあまり減っていません。

国際目標として「2025年までに児童労働をゼロに」という目標が掲げられていますが、このままだと達成が難しい状況で、さらなる取組みが必要と言えます。

 


その推計値の発表を受けて、当団体も加盟している児童労働ネットワークが9月21日(木)に厚生労働省の記者クラブで記者会見を行いました。

記者会見の内容は、9月21日の夕方放送になりましたTBSテレビの「Nスタ」で取り上げられました。
以下のページから動画もご覧いただけます。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3164437.html


また、今回の発表を受けて児童労働ネットワークが概要と課題、提言をまとめています。
http://cl-net.org/news/CL-Net_%E8%A8%98%E8%80%85%E7%99%BA%E8%A1%A8%E8%B3%87%E6%96%99%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9_20170921PM.pdf
 


児童労働禁止法修正案を可決したインド議会:「家事労働の児童労働合法化」に広がる批判の声

 

今回の「世界の子どもニュース」は、インドの児童労働に関するニュースを

お伝えします。

 

http://www.aljazeera.com/news/2016/07/indian-parliament-passes-contentious-child-labour-bill-160727073739213.html

 

インド議会は、7月26日、児童労働禁止法の改正法案を可決しま

した。この改正法は、14歳未満の労働をすべての職種で禁止し、

違反した雇用主の罰則もこれまでより強化されています。しかし、

休日や放課後の家業での児童労働が合法化され、教育に影響しなけ

れば娯楽産業やスポーツ界で児童が働くことも認めています。また、

危険の職種でなければ、15歳から18歳の未成年者の労働も認められて

います。
 

政府は、こうした例外は教育とインド経済の現実を両立させるため

に設けられたものだとしています。また、インドでは親が貧困と戦

うため、あるいは職人技を引き継ぐために、農業や家業で子どもを

必要としているという現実もあります。
 

しかし、国連児童基金(UNICEF)や子どもの人権擁護団体など

は、この改正法が児童の家業の手伝いを合法化し、未成年の就労

禁止職種を減らすものだとして懸念を表明しました。そして、ユ

ニセフはインド政府に対し、法案から家業を除外し、危険職種を

「完全に網羅するリスト」を法案に含めるよう要請しました。
 

また、ユニセフ・インディアは7月24日に、「“児童が家業を手伝

う”という文言を削除するよう強く勧告する。これは、子どもたち

を搾取や人身売買から守るため、そして、長時間労働で学校に通

えなくなるのを防ぐためである。」との声明を発表しました。
 

2015年の国際労働機関(ILO)の報告によると、5歳から17歳の

児童労働の数は世界に1億6800万人で、うちインドは570万人と

いうことです。しかし、ユニセフはインドの児童労働者数が280

0万人に上るとしています。

 

(要約:翻訳チーム 中丸玲子 )

ユニセフや人権団体からの批判にインド政府はどのように応えるのでしょうか?:画像はインド議会、出典はインド政府公式サイトよりhttps://india.gov.in/my-government/whos-who/members-parliament

 


「私もみんなと同じ」:自閉症のある9歳の女の子が行ったスピーチ

今日はアメリカからの世界の子どもニュースをお伝えしま

す!(清田)

 

http://abcnews.go.com/Lifestyle/year-explains-autism-schools-morning-announcements/story?id=38429021

 

 

 

今年の四月、アラバマ州の小学校に通う9歳のキーラ・メイ

クスさんのスピーチに、450名の生徒が拍手を送りました。
自閉症を抱えるキーラさんは、自閉症月間の四月に、自閉症

への理解を訴える力強いスピーチを行ったのです。

 

キーラさんの母親のサラさんは、「キーラが、自分自身がどれ

ほど大きなインパクトをもたらしているかどうか理解している

かは分かりません。でも九歳にしてこんなにも輝いています。

キーラは自閉症を『スーパーパワー』と呼んでいます。自閉症

は、キーラの一部なのです。キーラを誇りに思います。」と語ります。

 

キーラさんが自閉症の診断を受けたのは、四歳の時です。父

親のチャールズさんは、「キーラの人生がどうなるか不安で

仕方なかった」と振り返ります。

 

キーラさんが自分が自閉症であると知ったのは一年ほど前で

今も自閉症について学んでいる最中です。

 

キーラさんはスピーチの中で、以下のように語りました
 

「私もみなさんと同じで、学校に行ったり、友達と遊んだり

します。違うところもあります。うるさい音が私にはとても

辛かったりします。興奮したり、気持ちが抑えられなくなっ

た時に、手をひらひらさせます。人の目を見て話さなきゃい

けない時に目を合わせられないことがあります。話が冗談か

真面目な話なのか理解できないときがあります。全ての自閉

症のある人について私が語ることはできませんが、自閉症の

人も、自分を受け入れてもらいたい、みんなと一緒に生きた

いと思っているはずです。」

 

学校の先生たちは、キーラさんのスピーチをきっかけに、学

校の生徒たちの理解が深まり、キーラさんが生徒たち学校生

活を楽しく送れるるようになることを願っています。

 

参考リンク

 

キーラさんのスピーチのフル動画
 

https://www.youtube.com/watch?v=FZzruO-FPeg


自閉症とは?(政府の広報)
 

http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg3288.html

 

おまけ
 

カナダのマイク・レイク下院議員のWe Dayでのスピーチ

の動画。(一緒にステージにあがった息子のジェイデンさ

んは自閉症。)
 

https://www.facebook.com/MikeLakeMP/?fref=ts

 


 

スピーチするキーラさん。;画像は地元ラジオ局のFacebookページから。

  https://www.facebook.com/Kiss925/photos/pcb.10153568660787108/10153568660457108/?type=3&theater   

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