【学生時代に資金調達】インドのヴェルデラ村に建設された学校を視察してきました。

2018年7月からフリー・ザ・チルドレン・ジャパンのスタッフとして働きはじめた福井雄一です。僕は大学生の時に、インドに学校建設プロジェクトのグループを立ち上げ、インドの子どもが教育を受けられるようフリー・ザ・チルドレン・ジャパンのインド学校建設事業に寄付をした経験があります。その寄付によって2016年にインドの村に学校が完成したのですが、それ以来ずっと現地を訪問したいと思っていました。今回、その村を実際に訪問して資金協力をした学校を視察することができましたのでレポートします。

 

学生主体の国際協力グループを設立

僕は大学生時代に世界では学校に行けない子どもたちが存在することを知りました。インドはアジアで1番児童労働者が多い国といわれており、親の借金のために働かされている子どもたちも少なくありません。インドでは義務教育は6〜14歳までで、その間授業料は無償ですが、学校施設の不足、教員の不足、初等教育就学期の子ども40%の中途退学率などといった問題があり、こういった状況が少しでも改善されるようフリー・ザ・チルドレン・ジャパン(FTCJ)と協力してインドに学校を建設するためのプロジェクトチームを立ち上げました。

チームは主に大学生で構成し、メンバーはそれぞれ得意なことを生かして活動しました。例えば、自分の例をあげると、サッカーが大好きだったのでチャリティーサッカー大会を企画し資金調達をしました。また街頭での募金活動、インド料理の販売ブース出展による資金集めなど様々なイベントを通して2012年度、2013年度に渡って、活動しました。大学生のチームメンバーが主となってすすめてきた「インドに学校を建てよう」プロジェクトには、たくさんの方々にご協力頂いたお陰で、目標の175万円が集まり、2014年度からインドで学校建設事業がスタートし、2016年に学校が無事完成されました。

 

集めたお金はヴェルデラ村の学校の教室建設の費用として使われました。観光地としても有名なラジャスタン州にあるウダイプールの街から車で2時間以上離れたところに位置しています。

 

今回2018年の夏に開催されたインドスタディツアーにスタッフとして参加し、実際に学生時代に資金調達をして建設された学校を見学することが出来ました。

 

           

 

   学校を訪問すると学生たちが歓迎して花を首にかけてくれました。

 

学校に通っている学生と記念撮影することが出来ました。

 

 

この学校は小、中等教育一貫校で1年生から12年生までが学校に通っています。学校に新しく教室が建設される前は、

座るところを見つけるのも難しく、黒板を見ることもできず、勉強に集中することができず、そして雨がふると雨漏りがして、雨季には授業を受けることもできませんでした。また職員室もなかったため、子どもたちの個人情報などの書類が雨漏りなどで濡れてしまい保管する場所がなくとても困っていたそうです。

 

 旧校舎

 

 

しかし今回新しく再建された学校は職員室として使われることによって、雨漏りもなく、先生が作業できる場所もできたので、子どもたちの個人情報も安心して保管できるようになりました。

 

 

新しく建設された教室の中は広々としていて

校長先生や学校の先生が作業する場所にもなっています

   

 

学校の先生とも一緒に写真を撮ることが出来ました。子どもたちが安心して学校で授業を受けれるようになって、とても感謝しているとお話ししてくださいました。WE(フリー・ザ・チルドレン)による様々な支援によって、教室の設置、パソコンの導入、衛生的なトイレの設置などが実現され、現在は学生たちの成績が伸び、地域の模範校として注目されている学校にまで成長しています。

 

 

 

まだまだインドの村には学校の数が足りない、設備が整っていない、先生の数が足りない等、沢山の問題を抱えていますが、子どもたちは学校で勉強することが大好きで、沢山の夢を持っています。そんな夢を持った子どもたちの学校の環境の整えることに協力できたことを嬉しく思いました。本当にご寄付や広報など様々なかたちで多くの皆様のご協力なしでは「学校建設プロジェクト」による資金調達達成は出来ませんでした。ご協力して頂いた皆様本当にありがとうございました。