WE Dayセミナー開催報告!

JUGEMテーマ:社会問題

 

日本財団CANPAN・NPOフォーラム
カナダ発祥のソーシャル・ムーブメント「WE Day」を学ぶ!
を、開催しました報告!!

 

みなさん、WE Dayとは何かご存知ですか?

 

ほとんどの人が「何ですか、それ」と即答することが予想されるほど、日本では知名度が低い状況ですが、カナダで2007年に始まった「より良い社会を目指す青少年を祝う世界的ライブイベント」です。

 

現在ではカナダだけでなくアメリカ、イギリスでも開催され、年26万人以上の子どもたちが招待され、参加するまでになっている世界的なムーブメントなのです。

 

 

フリー・ザ・チルドレン・ジャパン(FTCJ)では、10年前からいつか日本で開催したいと思い描いているイベントです。ただ、10年前は、日本でのWE Dayは時期尚早だと感じていましたが、2018年を迎え、ようやく日本でも開催する土壌が整いつつあるのではないかと感じ密かに団体内で「WE Day準備会合」を結成しはじめました。

 

そんなとき、「日本財団CANPAN代表の山田泰久さんが、WE Dayの動画見て感動したってよ!」とFTCJの元子どもメンバーで現在はNPO支援組織で働いていている西郷和将くんが教えてくれました。

 

そこで、山田さんにご連絡したところ、「WE Dayいいですね!日本でもできたら」と励ましのお言葉を頂き、そもそもWE Dayというものが何なのかを知っていただく会を開こうではないか、という話になり、2018年12月11日夜7時〜9時まで日本財団CANPANさんとの共催で「WE Dayセミナー」を開くこととなりました。

 


▼WE Dayについて
WE Dayは、カナダのフリー・ザ・チルドレンが2007年にトロントで始めた「子ども若者をエンパワーメントする」イベントです。7000人の小中高校生が集まりました。より良い社会や世界をめざし、国内外の社会課題に対して何らかのアクションを通じて変化を起こした子ども・ 若者を祝う世界的ライブイベントに成長しました。

 

つまり、国内外の社会問題に対して何らかのアクションを起こした小学生、中学生、高校生であれば、イベントに参加する権利を得ることができ、無料で参加することができます。

 

WE Dayでは、歌手や俳優女優、スポーツ選手や、活動家などの著名人がスピーチやパフォーマンスを行い、社会問題についてシェアしたり、子どもたちのアクションを称え、お祝いします。

 

1回のイベントで1万人〜2万人の小中高校生が集まり、子どもでも変化を起こせることを参加者が体感でき、イベント後は、更なるソーシャルアクションに取組むことを後押しします。

 

ただのイベントではなく、WE Dayは社会や世界を変える行動をおこすために若い世代が一同に集まり共有する時間、ムーブメントなのです!

 


▼WE Dayセミナーに、たくさんの方にお集まりいただきました!

セミナーには、小学生から50代以上のおとなの方まで定員を超える50人以上の方々にご参加いただきました。まだよくわからないけれど、でも、なんか面白そう、という感じでお集まりいただいたかと思いますが、お忙しい年の瀬の夜にご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

 

当日は、FTCJ代表の中島早苗から、フリー・ザ・チルドレンを創設した12歳のカナダ人クレイグ少年の活動の軌跡や、子どもの声を聞く社会とおとなの存在の重要性、日本での子どもを取り巻く環境の厳しさ、課題をお話ししました。

 

WE Day1

 

日本は先進国だから、一見、子どもの権利が守られている社会だと思われがちですが、子どもの自殺率が高いこと、子どもの自尊心や自己肯定感が低いことなどが課題です。また、周りと調和することが無難とされる日本社会において持続可能な社会の実現のためには、多様な立場に置かれる人々や異なる価値観を理解する子どもや大人が増える必要があること、そして、子どもが声をあげられ、子どもの声に耳を傾ける社会が重要であり、そういった社会になるためには、「WE Day」が有効なのではないか、といった話をしました。

 

 

WE Day2
 

 

▼WE Dayに参加した感想
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンのメンバーで実際に大学生のときにアメリカのシアトルで開催されたWEDayに参加した経験のある瀬川愛葵さんや、戸前順子さんから、その時の経験を語ってもらいました。

 

お二人は、「最初は、有名人も登壇する派手なイベントで、本当に意義があるのかと思ったけれど、実際にWE Dayに参加すると、より良い社会のために、どういった活動をしたのかを真剣に話す子どもたちや、有名人を目の当たりにして、どんな課題があるのかを知ることができ、それをおとなだけでなく子ども若者だって関わることで変化を起こせるということを本当に感じることができる内容になっていて、励まされました。」と話してくれました。

 


▼日本で開催するにはどうしたらよい?
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、できれば2020年に第一回目のWE Day日本版(WE DayX)を開催したいと思っています。でも、欧米とは違う文化や教育システムの日本では、どういった内容や趣旨がよいのかを、FTCJのメンバーのみなさんにパネリストとして前に出ていただき意見をもらったり、参加されたみなさんと意見交換をしました。

 

パネリストとして
梶原拓朗さん(高校3年生、FTCJアンバサダー)
中村伊希さん(高校2年生、FTCJメンバー)
坂口くり果さん(小学6年生、FTCJアンバサダー)
瀬川愛葵さん(FTCJ元子どメンバー、NPO法人ライトハウス職員)
に参加していただきました。

WE Day3


▼今後に向けて・・・
参加者のみなさんから色々な質問やご意見を頂き、開催に向けて大変参考になりました。
例えば、「社会問題に関心のある中高生はやはりとても少ない。どうやったら、関心を持ってもらえるのか、関心を持ってもらわないと、WEDayにも参加できないから課題だと思う。」と発言した高校生がいました。

 

それに対して、パネリストの高校生たちからは、「有名人に関わってもらうことでまずは社会問題に興味を持ってもらう、とか、工夫が必要だと思う」という意見が出ました。

 

確かに、WE Day日本の参加条件を、社会問題に対して何らかのアクションを持った子どもたちのみを対象にすると、とても限られた子どもたちしか参加できないのではないか、という危惧があります。日本でのイベントの参加条件については変更したり見直したりする必要性があるかもしれません。

 

また、イベント終了後にも、お声がけくださった参加者の方から、「WE Dayをひとことで説明できるようにしたほうがよい」と、アドバイスいただきました。確かに、WE Dayと一言で聞いてもいったいどんなイベントか、何なのかが名前からは分からないので、10秒で説明できるフレーズを考える必要があると思いました。

 

例えば、
「勉強がきらいでも、スポーツが苦手でも、輝ける!
誰かのためにアクションを起こし、猖められる″日、それがWE Day」

とか??


2019年から本格的に、WE Day日本開催に向けて、動いていきたいと思っていますが、そのための参加してくださったみなさんからとても貴重なご意見、感想をいただきました。ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました!


そして、セミナー開催のために動いて下さった山田さん、西郷さん、当日登壇したり、ボランティアしてくださったFTCJメンバーのみなさん、ありがとうございました!


セミナーの当日の様子など詳細は、日本財団CANPANサイトでご覧いただけます。
こちらから

http://blog.canpan.info/cpforum/archive/1721

 

以上