視覚障害をもつ子どもたちに教育を! フィリピン国立盲学校寮建設プロジェクト 開始しました!

みなさん、こんにちは!

石田 由香理です。

 

このたび、フィリピンで障害者教育支援事業を開始することになりました。

具体的には、3年以内を目標に、マニラにあるフィリピン国立盲学校の敷地内に

11年生・12年生向けの寮を建設し、寮内の設備を整えます。

盲学校の生徒さんたち

 

フィリピン 障害者教育支援事業詳細

http://www.ftcj.com/international/where/philippines_spd.html

 

事業担当である、私石田は1歳3カ月の時から全盲で、高校まで盲学校に通いました。 

点字の読み書きや数学などの教科科目はもちろんですが、盲学校では白杖を使って外を単独で歩く方法や、調理や掃除・スポーツをする方法、その他日常生活での様々な工夫を学びました。

大学生のときにフリー・ザ・チルド レン・ジャパン(以下FTCJ)のスタディツアーに参加したことがきっかけで、フィリピンでは多くの障害者が教育を受けられていないという現状を知りました。

 

その事実には大きな衝撃を受けました。 なぜなら、私自身全盲で、盲学校で生きる上で大切な様々なことを学んだからです。

 


しかしフィリピンでは、盲学校が国に2校しかなく、寮の施設も足りていません。

そこで、FTCJではフィリピンの視覚障害者がもっと学校で学べるよう、国立盲学校と連携して寮の建設と設備充実支援事業をスタートすることにしました。

■盲学校での授業の様子

 

子どもには教育を受ける権利があります。特に、障害のある子どもが自立するためには教育が不可欠です。

 

寮を建設し、設備を整えるには全体で1,900万円必要です。助成金などで1,300万円は集めようとし ているのですが、まだ600万円不足しています。

2022年に最初の11年生が誕生するまでに寮建設が間に合うよう、どうか皆さんのご支援ご協力をお願いします。

 

 

 

フィリピン 障害者教育支援事業詳細

http://www.ftcj.com/international/where/philippines_spd.html

 

 

「共に生きる社会」を目指したいーー事業担当者より


障害者も学校に通える状況が当たり前となっている日本に生まれた私は、幸い幼稚園のころから盲学校に通い、その後大学を卒業し、大学院はイギリスで学びました。ですが生まれる国が違うだけで、教育を受けられないどころか家から出る機会もほとんど与えられず、邪魔者呼ばわりされながら暮らさざるを得ない障害者たちがいます。
日本で育った私とフィリピンの視覚障害者たち…、能力に違いがあるわけではないはずです。違うのは、その能力を伸ばし、十分に発揮できる機会や環境があるかどうかです。


人は生まれる国を選ぶことはできません。障害者として生まれるか否かを選ぶこともできません。同じ生まれてくるなら、精一杯できることをして人生を楽しみたい、誰かに必要とされたい…、そう願うのは障害者だって同じです。
世界のどこに生まれても、障害があってもなくても、各自が「できること」を見つけてその能力を伸ばしていける社会、誰もが「自分は必要とされているんだ、ここにいていいんだ」と思いながら生きていられる社会…、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの障害社教育支援事業を通して、そのような「共に生きる社会」の実現を目指していきたいです。

 

※ 以下の書籍もぜひ手に取ってみてください。「共に生きる社会とは何か?」をテーマにしています。
〈できること〉の見つけ方——全盲女子大生が手に入れた大切なもの(岩波ジュニア新書)
石田由香理・ 西村幹子 著


Amazonでの書籍紹介ページはこちら→http://goo.gl/yKgW7q

 

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