西ベンガルの子ども支援事業レポート!

インドの西ベンガル地方での貧困地域の子どもたちへの健康向上支援及び、
教育支援に対して支援下さった皆様、こんにちは!

去年のチャレンジに応援して下った皆様のお陰で、
今まで目標にしていた50人の子どもたちへの支援を実施することができました。

インドの支援事業を実施しているパートナーNGOの代表スワパンさんから、
レポートが届きましたので、感謝とともにご報告します。
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フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの皆さん、こんにちは!
皆さんにとって幸せと喜びにあふれた2015年となりますように。

皆さまからのご支援で、2014年12月までにインドの西ベンガル州の貧困
地区出身の3〜14 歳の子ども 目標の50人に対して健康向上支援と、教育
支援を実施することができました。


drawing of kids
子どもたちが描いた2015年をお祝いする絵

◆「マクタニール」で暮らす15人の子どもを対象に支援を実施

CCDでは、路上や児童労働など極度の貧困状況から子どもを救出し、
彼らが生活できるような養護施設「マクタニール」運営しています。
ここで暮らす子どもたち15人に対して、健康向上のための健康診断を行い、
必要に応じて栄養補助剤や薬を提供することができました。また、歯科衛生のために、
歯ブラシや歯磨き粉、保健衛生のためにくしや石鹸やオイル、
清潔な洋服を子どもたちに支給することができました。

そして、教育支援のために、子どもたちが学校に行けるよう各自に適し
た学用品(教科書やノート、筆記用具など)と学校での給食を支給して
継続して学校に通えるよう支援しました。



◆CCDアカデミーに通う貧困家庭の子ども20人への支援

CCDが運営する学校「CCDアカデミー」に通う貧困家庭の子ども20人を対
象に、教科書やノートを配ることができました。また、学校での給食を
無料提供することができました。


cooking food in CCD
子どもたちのために料理するスタッフ

kids in CCD
健康向上支援の一環で、給食支援を行いました。

◆ゴオルプクアー地区に暮す15人の貧困家庭の子どもへの支援を実施

CCDが支援する村の一つ、ゴオルプクアーの貧困家庭の子ども15人を対象
に、教育支援として教科書や文房具を配り、健康向上支援として医薬品
などが入った救急箱を配布することができました。


◆クリスマスパーティーを開きました!

2014年12月25日は皆さまのご支援のお蔭で、養護施設マクタニールで暮らす
子どもたちのために、素敵なクリスマスパーティーを持つことができました。
クリスマスにちなんだ絵を子どもたちが描き、それを飾りつけしました。
また、クリスマスケーキを買い、子どもたちに分けることができました。


ChristmasParty3  ChristmasParty4
クリスマスのための飾りつけを子どもたちがつくり、ケーキをみんなで食べてお祝いしました。

ChristmasParty5ChristmasParty6
子どもたちはケーキに夢中です。

ChristmasParty1

ChristmasParty2

ChristmasParty7
天気が良く外庭で、遊びました。

 

では、みなさまの温かいご支援に重ねて感謝申し上げます。
ありがとうございました。
CCD代表 スワパン・ムカージー


インドのヴェルデラ村で学校建設スタート!

2012年からインドの学校建設のために多くの皆さんにご協力頂き150万円が集まった募金は、フリー・ザ・チルドレンの支援先の一つ、インド・ラジャスタン州ラジャスマンド地区にあるヴェルデラ村での学校建設プロジェクトに使われることになりました。

◇ヴェルデラ村について
このヴェルデラ村は、観光地としても有名なウダイプールの街から車で2時間以上離れたところに位置しています。地域は丘や山々、谷地が多くあるため耕作できる土地は限られていますが、雨水をうまく利用したり灌漑システムがあれば農業の生産性はあがるでしょう。現状では、ほとんどの家庭は農作物を作っても販売はできておらず自給用に細々と作っている状況です。

ヴェルデラ村には、様々な部族の人々が住んでおり、指定部族のビール族や、カーストの下位に位置するグジャーや、その他ローハール、ナイなど異なった集団が住んでいます。村の人口は約1140人で60%の男性及び85%の女性が非識字者で文字の読み書きができないと言われています。平均寿命は65歳となっています。

フリー・ザ・チルドレンの「村の自立を応援しよう!」という開発支援プログラムによって、このヴェルデラ村とパートナーを組み、子どもが教育を受けることを阻む環境を改善していきます。更に、村の人々が安全な水や衛生的な環境にアクセスできるようにし、健康的な生活を送れるよう目指します。また、収入向上によって経済的に自立できるよう支援し、最終的に、貧困の連鎖から抜け出せるようヴェルデラ村のコミュニティ全体をエンパワーしていきます。


verdara girls

◇教育支援について
ヴェルデラ村のような地方のコミュニティでは、子どもたち、特に女の子たちは、親が農作業で忙しい時などは特に、きょうだいの面倒を見たり、食事の準備など家事全般に従事するようしつけられます。伝統的に、男の子の教育を優先させ、女の子が学校に通うことは後回しに考えられます。もし、女の子が小学校に通えたとしても、中等教育を受けることは男の子より厳しい状況です。

幸いにも、ヴェルデラ村では教育の重要性を子どもたちの親に理解してもらうよう働きかけをしていることで、小学校の中途退学率は低いのですが、子どもたちは様々な要因から、学校に通い続けることはまだ難しい状況です。なぜなら、現在の学校の教室はとても暗く、適切な設備が整っておらず、広範囲に雨漏りが見られるのです。学校の先生は、教室が狭いことによって換気が悪く、雨季には雨漏りが酷くなるため、生徒たちは体調を崩ししまうことがあるとわかりました。このようなことで、結局外で授業をせざるを得ないことが多くあります。


verdara old schoool site
現在の学校の敷地の様子

フリー・ザ・チルドレンは、このような状況を改善するためヴェルデラ村と連携して学校の建て直しを行うことにしました。そうすれば、子どもたちが安全で健康的な環境で学ぶことができ、より多くの子どもたちが学校に継続してくるようになるからです。

今回、日本で集めた学校建設事業の募金を、このヴェルデラ村の学校の再建のためにあてることができます。ご協力くださった全ての皆様に、心より感謝申しあげます。


貧困から救出されたインドの少年のその後

インドの西ベンガル州で現地パートナーNGOを通じて実施している「貧困や搾取から子どもを救出し、教育自立支援を実施する事業」に私たちフリー・ザ・チルドレンが取り組みを始めて20年近くが経ちますが、教育支援を提供した子どもたの中で何人かは大学に進むことができました。そして、最近、政府関係の仕事に就職できた少年がいますので、その1人の事例をご紹介します。
 
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その少年は、5歳の時に私たちが運営する擁護施設にやってきました。少年の父親は結核で3歳のときに死亡し、母親は精神病を患っていました。少年には2人の姉と1人の兄がおり、家族の中では一番の年下でしたが姉は誘拐されて居場所は分からないままでした。
 
少年は生きるために3歳の時から畑仕事をしていました。固い土の塊をレンガで砕く作業を夜明けから日暮れまで行い、1日に手にするお金は15円。また、ヤギ飼いの仕事も日の出から日没まで行いました。19頭の山羊の面倒を見ていたため、常に目を見張って緊張して仕事をしていました。なぜなら、もし1頭でもヤギがいなくなったら、オーナーからひどい体罰を受け、食事は与えられないからです。
 
しかし、少年が5歳の時に現地スタッフにより救出され、苦痛な仕事から解放されました。マクタニール子どもの家に来て、子ども時代をようやく楽しむことができるようになったのです。彼の母親と兄は村で生活をしていますが、私たちは彼の家族が生活できるよう2頭のヤギを家族に提供し、収入を得られる生計維持支援を同時に行いました。母親はヤギのオーナーとなってヤギを管理するようになったので、収入を得られるようになり生活は少しは安定するようになりました。



 
その後、高校を卒業した少年は施設を出て家族のもとに戻りましたが、私たちの奨学金支援により、大学へと進学し卒業しました。そして、つい最近、就職することができました。彼からこの嬉しい知らせを聞いたとき、私たちは勇気をもらいました。彼に教育を受けられるよう環境を整えたのは私たちですが、その支援と機会を無駄にすることなく、前に進んでいったのは彼の努力だからです。
 
そして、子どもが貧困から抜け出し教育を受けられるよう多くの方からご協力頂いたお陰です。ご支援下さったみなさま、本当にありがとうございます。



 
引き続き、子どもが自立できるよう適切な支援に取組んでいきます。そのために、現在、募金サイトREADYFORにて資金調達プロジェクトに挑戦しています!今週の金曜日までに残り24,000円が集まれば目標達成し、新たに50人の子どもへの教育・健康支援を行うことができます。
ご協力どうぞよろしくおねがいします。

募金サイトREADYFORはこちら

https://readyfor.jp/projects/ftcj-india
 

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