スタッフ・インタビュー

テイク・アクション・キャンプ・ジャパン関東2015に参加していた仙台の尚絅学院高校の生徒が、学校で貧困についての研究をするらしく、その中の一部としてモチベーショナル・スピーカー/パフォーマーのFaithにインタビューをしたいと言われたので、受けました!

学校の研究や課題などで、FTCJを取り上げるのも、児童労働や子どもの権利などについて伝えることが出来るので、是非やってみてください。


1、Faithさんがフリー・ザ・チルドレン・ジャパンで働くことになったきっかけは何ですか?

元々、アメリカのシカゴのスラム街で高校の数学教師をしながら大学に通っていたのですが、僕が通っていた大学の姉妹校の早稲田大学から来た生徒から、日本では自殺がとても多いという話を聞き、他の大学でMusic Ministryという「音楽を使って人に生きる希望を与える」という勉強をしてから日本に来ました。

ある日、音楽仲間に「少しボランティアをすればタダでMONKEY MAJIKが聴けるよ!」と誘われたコンサートがフリー・ザ・チルドレン・ジャパン主催のチャリティー・コンサートで、そこでスピーチをしていた子どもたち(小学生、中学生、高校生)に感動し、代表の人に「僕にも何か手伝えることがあったら声をかけてください」と伝えたところ、「実は来月カナダから来る人の通訳がいなくて困っていたところです」と言われ、その人の通訳をすることになりました。その人とは、Free The Childrenを当時12歳で立ち上げたカナダ人のクレイグ・キールバーガーでした。その後、「専従スタッフになりませんか?」とオファーを頂いて、2010年からFTCJで働いています。


2、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンで働いてからFaithさんの中では何か変わったことはありますか?

僕も児童労働や貧困についてそこまで詳しくなかったので、色々と知らなかったことに驚き、また先進国の人たちにも責任があるということに気づき、何も気にしていなかった自分が恥ずかしいと思いました。フェアトレードなども全然気にかけたことがありませんでした。何か良いことをしていても、児童労働で作られている服や物を使ったり食べたりしていたら、言動が矛盾しているのでは無いかと思いました。FTCJで働くようになってからは、フェアトレードの服を毎日着ていますし、水や割り箸等、色々なものを無駄にしないようになったと思います。

あと、日本語が上手になりました。今までは敬語もあまり知らなかったので、最初は電話でも怒られたりイライラされたりされて、電話に出ることも不安で嫌したが、今はそこまで恐怖感はありません。

それと、講演会で全国に行っているので、日本の地理も前より詳しくなりました。最初の頃は、東京のどちら側に千葉と神奈川があるのかさえ分からなかったので、「テストするよ!」と机の上に日本地図が置かれていたこともありましたが、今では大体どの都道府県がどこにあるのかはわかります。


3、Faithさんが今まで行った事がある国で一番印象に残っている事は何ですか?

一番長い時期を過ごしたアメリカが一番思い出はあり、初めて行った途上国のアフリカの国々にも衝撃を受けましたが、FTCJが支援している国の一つであるインドが一番印象に残っているかもしれません。

インドのラジャスタン州のウダイプールという街では、湖の真ん中にホテルがあり、一泊100万円以上の部屋があるのですが、そのホテルが見える湖のほとりで出会った児童労働者たちは、学校にも行くことが出来ずに、観光客相手に石の彫り物を作っていました。すぐ近くにはゴミ山があり、そこで売れるものを探したり、食べ物を探したりする子どももいると聞きました。その彫り物を作っている家族がいて(お母さんと2人の男の子と1人の女の子)、お兄ちゃんたちは学校に行ったことがないのですが、一番下の女の子は、FTCのスタッフがお母さんにずっと学校と教育について話していたところ、「この子は学校に行かせることにするわ」とお母さんが僕が3回目に会った時に言っていたので嬉しかったです。

また、FTCJが支援している村では、女性たちが最初はベールで顔を隠していたのですが、次に行った時はベールをしていなくて、3回目に行った時は笑顔でした。その村で行っている収入向上プログラムを通して、「女性の私でも、仕事をして収入を得ることが出来る!」と自信がついたと聞きました。また、日本から来た子どもたちが、学校建設やハーブ・ガーデン作りの作業をするのを見て、「日本の子どもたち、特に女の子たちが色々しているのを見て励まされました」と言っていました。


4、Faithさんは貧困の国にどういう思いを持っていますか?

「かわいそう」とか「恵まれていない」とか言う人たちもいますが、それは違うと思います。「かわいそう」というのは上から目線になってしまっているのではないのでしょうか?
それよりも、「そのような環境に置かされている人たちがいるのはおかしい」、「何もしないのはおかしいのではないか?」と思って、自分にできることをしていくべきだと思います。それこそ、調べて分かったことを誰かに話すことも出来ますし、少額のお金でも、ちりも積もれば山となるので、小さなことをたくさんやっていくと大きな変化が生まれると思います。


5、今、子ども達に一番伝えたいこと、知ってもらいたいことは何ですか?

まずは、子ども「だからこそ」出来る事がたくさんあるということです。大人の人が「ここを貸してください、使わせてください」とか、「学校を建てるために寄付をお願いします」とお願いすると、断られることも結構ありますが、子どもなら了承してもらえることも多いです!

それと、好きな事を楽しみながら伝えたり、好きな事をしながら募金活動することも可能です!自分が普段していることに「問題について伝える」ということを足して、みんなに知ってもらうということをやってみてください。全然わからないという人は、FTCJでメンバー登録をすれば、優しくて元気なスタッフがいつでも全力でサポートします(無料です)!


6、Faithさんが歌ってる歌(ラップを含めて)は何曲ぐらいありますか?(もし送れたらでいいので歌の歌詞を送って下さい)

普段の講演会では最初にラップを1曲、途中でギターで1曲歌う事が多いです。時間がある場合は最後にもう1曲歌う時もあります。同じ生徒で講演会やワークショップを連続で申し込んでいる学校などでは、2回目は1回目と違う曲をやったりします。

ラップでは世界や日本の現状を歌ったりしています。
先週は大阪の中学校から「平和」についての講演会をして欲しいというリクエストだったのですが、行く飛行機の中で平和についてのラップが思い浮かんだので、それをやりました。

ギターの曲は、みんなに出来る事などを歌っていて、英語を好きになってもらえたらいいなという思いから、英語で作った曲もあります。サビの部分をみんなに歌ってもらっていますが、この曲を聴いた(歌った)後、「今まで英語は死ぬほど嫌いでしたが、この歌を聴いて英語を勉強しようと思いました!」と言っていた生徒もいました。春休みと夏休みにやっているテイク・アクション・キャンプ・ジャパンでも、みんなで歌っています。

We Can(歌詞抜粋)

What can we do to change the world to a better place?
What can we do to put a smile on your face?

We can reach out, hold our hands.
We can scream out, be a band.
We can research and understand.
We can together take a stand.

We can see and we can walk.
We can eat and we can talk.
We can receive and we can give.
We can breathe and we can live.

We can, we can, we can change the world.
We can, we can, we can change the world.
We can, we can, we can change the world.
Together, we can change the world.


7、どういう思いを込めて歌を歌ってますか?

「色々なことを知ってもらえたらいいなー。色々なことにやる気を出してもらえたらいいなー。」って思いながら歌っています。英語の曲は「英語を好きになってもらえたらいいな」って思いながらも歌っています。


8、皆さんにメッセージを!

国際協力というのは、「海外のために何かをする」というよりも、私たちが住んでいる世界のために何かをすることだと思います。「遠く離れたところのためには何も出来ない」と考えるのではなく、「まず、世界の一部分である私から変わろう」と、何かアクションを起こしてみてください。そこから世界は変わっていきます。「人を助けると自分も嬉しくなる」と脳科学者が発表していますが、色々な活動をすることによって人生が楽しく、面白くなるので、是非いろんなことにチャレンジしていきましょう!

フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
モチベーショナル・スピーカー/パフォーマー
Faith Amano


【活動報告】フィリピンスタディーツアーに参加しました!

15周年記念事業の一環として、アクションを起こした若者を表彰するYouth in Action Awardを行い、
昨年12月のクレイグ講演会では、授賞式が行われました。

クレイグ講演会・授賞式の様子はこちら
http://ftcj.jugem.jp/?eid=1149

最優秀賞を受賞した、東京学芸大学附属国際中等教育学校の小島千幸さんには
フィリピンのスタディーツアーの副賞が贈られ、

2015年3月に行われたスタディーツアーに参加した報告が届きましたので
ご紹介させていただきます♪

--------------------------------
FTCJ15周年記念事業 スタディーツアー感想
小島 千幸
 
今回のフィリピンスタディーツアーにYouth in action Awardの副賞として行かせてもらうことができました。
私の最初の目的はこのスタディーツアーを通じて学んだことを自分が活動しているメンバーに伝え作詞などの
参考にしてもらうことでした。しかし、このスタディーツアーが終わった頃の私は最初の目的を遥かに超え
とにかく現状を多くの人に知ってもらいたいという気持ちに変わっていました。

私の学校は学校の名にも国際と入るくらいのグローバルな学校です。
そのためほとんどの生徒が海外へ何度も行ったことのあるような人たちです。

しかし私はスタディーツアーに行く前までは一度も海外に行ったことがありませんでした。
その不安と緊張で包まれた中行ったフィリピンは私にとってとても衝撃的でした。

まずは気候が違う、もちろん言語も違う。さらに衝撃だったのは台風被害を受けたところは
ほとんど修復され普通に生活が出来ていたことです。私が考えていたイメージは
なかなか復興が進まずがれきが残っているようなところでした。しかし現状は私のイメージを覆し、
さらに現地の人々が笑顔だったことはさらに私に驚きを与えました。また日本で伝えたいことも多く発見できました。


例えばフィリピンと日本間で戦争があった事。これは多くの日本人はあまり知りません。
また多くの家に電気が通っていること。貧困地域ナボタスでもテレビが見られることに驚きました。

そして一番大きいのがコミュニティの強さです。近所で知らない人はいない、いつでも助け合う、
そんな精神がフィリピンでは多く見られました。

新しい世界を知ったこの気持ちを忘れないうちに、と私は新学期、学校で同学年の前で
このスタディーツアーについてプレゼンをしました。私のプレゼン力からして
うまいプレゼンができたとは言えませんが、言いたかったことは伝えることができ、
友達からもよい評価をもらうことが出来ました。目的を一歩果たせたのではないかと思っています。

時間はかかると思いますがさらに目的を達成できるようこのなかなか経験できないことから
学んだ知識や体験を活かしてこれからの活動などを頑張っていきたいと思います。

貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。




15周年事業のロゴが決まりました!

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの創設15周年を記念したロゴマークを一般募集し、

15周年記念ロゴマークが決まりましたのでお知らせします!





今回の記念ロゴマークの元となる絵を描いてくれたのは中学3年生の佐々木さんです。









素敵な絵と、それに込めた思いを送ってくださいました!











そして、こちらの絵を元にして作られた15周年記念のロゴはこちら!







ロゴマークを、チラシやポスターなどで活用し、15周年のイベントを盛り上げていきたいと思います。

このクジラくんの虹色の潮吹きのように、これからも子ども・若者の様々な個性を活かした活動が広がっていきますように!

そして世界中の子どもたちが健康に育ち、夢や希望を実現できる社会となりますように!







15年周年を記念した様々なイベントを企画していますので、ぜひ皆さんご参加ください。



創設15周年イベント特設ページ


http://www.ftcj.com/get-involved/event_15thanniversary.html










<<back|<1234567>|next>>