ドキュメンタリーで、世界を変える!


様々な情報があふれる現代社会。

今回ご紹介する若者は、ドキュメンタリーという手法で多様な世界の情報を伝えることで、世界を変えようとしています。(清田)

 

https://www.we.org/stories/student-breaks-stereotypes-in-media-through-storytelling-project/

 

 

 

トロントの冬、日は長くありません。昼の時間が短くなるにつれ、気温もさらに下がります。

それにともなり、霜が降りるほどの厳しいこの季節は、多くのカナダ人から元気を奪います。
しかし、この薄暗く雪が降る午後でも、10代の若い社会起業家たちは 「the WE Incubation Hub」 に通うことを止めません。

 

The WE Incubation Hub は、社会問題の解決に熱心に取り組む14歳から19歳までの若者たちの、世界を変えるためのアイディアを、さらに深化させることがきるようにするために、WE(フリー・ザ・チルドレン)のスタッフからアドバイスを受けられるメンターシッププログラムです。
チェンジメーカーたちを、経験のある社会活動家、リーダーファシリテータ、社会起業家やビジネス分野の専門家とつなげる場となり、若者たちが、地域や国際社会をより良くするためのアイディアを練る場となっています。

昨年11月に開催されたセッションでは、児童労働についての絵本作りや、ボランティアをしたい人とボランティアを探している人をマッチングするアプリなどが議題に上がりました。
そのなかに、カシャ・スラヴナーが取り組もうとしているプロジェクトもありました。

 

トロント出身、現在19歳のカシャは、暗い報道ばかり伝えているメディアに風穴を開けるために、the WE Incubation Hub  に参加しました。

明るく前向きなことを発信する活動を通じて、希望を抱きながら日々の暮らしに向き合う人々の姿を伝えたいという想いを持っていました。

カシャはすでにプロジェクトの構想を形にしていたのです。
プロジェクトのため、カシャは母親とともに、半年の期間をかけ、世界中を旅し、人々がどのように人生の困難を乗り越えて来たかインタビューをしました。
旅の収穫は、2万枚の写真と何十時間にも及ぶ映像になりました。

持ち帰った資料をドキュメンタリー作品にしたカシャでしたが、それを学校で使う教材にするために、 the Hub からサポートが必要でした。
カシャの最終目標は、人々の間で対話を生むきっかけになるような作品を創るという明確なものでした。

 

WE School のカリキュラムやキャンペーンが促進するように、カシャも自分のプロジェクトを使い、生徒たちに身近な社会にもっと目を向け、世界を変えることに熱意を持って欲しかったのです。
さて、ここでカシャの物語を遡ってみましょう。
彼女が the WE Incubation Hub   を知る前、旅を通したプロジェクトを始めるよりも前、何がカシャをこんなにも社会活動にやる気にさせたのでしょう?
のちにチェンジメーカーとなる彼女の心に火を付けたのは、母親、マルラ・スラヴナーと WE の共同創設者のクレイグ・キールバーガーでした。

 

 

「私の社会正義の意識は母から受け継いだものです。」と、カシャは言います。

 

母親の隣で、カシャは横に座る素晴らしい女性 (母) が1人で彼女のことを育ててくれたことを話しました。
カシャは、正義や公平性についてのディスカッションが、もはや自宅のBGM代わりになっていたことや、2人で所得不平等への抗議集会や、女性の権利の支持運動に参加したことをよく話していた、と言います。

ある日、この母娘のペアはクレイグ・キールバーガーがスピーチをすることになっていたイベントに参加することになっていました。
そのイベントで、クレイグがどれだけ若者が世界をより良くしようと、WE Movement に取り組んでいるかを話すのを聞くことは、まるで稲妻が空と照らすように、カシャに WE Movement 参加への情熱を与えました。

 

「クレイグの話は私に、興味があることに参加する、という夢を後押ししてくれました。」とカシャは説明します。

 

以前より、カシャは、学校のWEクラブに所属し、飢餓やホームレス問題を調査していました。
熱意に満ちた自身の社会運動が認められ、14歳だったカシャは、母と、そして世界中から選ばれた代表と共に、ジェンダー平等に関する国連の会議に出席しました。

母娘は、戦争の無い世界を希求するNGO「平和を求めるカナダ人女性の会」を代表して会議に出席しました。
そこには、代表として出席したカシャが、希望を見失わずに世界の不条理に抵抗する人々の話を聞いている姿がありました。そして、日々の営みこそが、日頃の生活や世界をより良くするということを学んだのです。
会議で聞いた戦争や苦しみの実情はカシャの中に消えることのない傷跡を残しました。

カシャは、この会議が自身に与えた影響をこいふりかえります。
「私が愛する写真撮影を通じて、世界に彼らのような話を広めたいとを確信しました。」

 

この経験を通し、カシャは自分が何をしたかったかを知りました。クレイグ、カシャは社会変革への情熱を追求するため、休学を決めました。
そして彼女は、クレイグのように世界を旅して、よりよい世界を実現しようとする人たちと出会いう旅に出ることを決意しました。
カシャは自身の旅を 「The Global Sunrise Project」と名付けました。
母親の助けもあり、カシャは1年間をかけ、旅の資金を集めたり、計画を練ったりしながら、16歳の誕生日に出発の日を迎えました。

 

彼女の冒険の最初の目的地は、南アフリカでした。母と共に南アフリカに降り立ったカシャの手には、訪れる必要のある現地のチャリティー団体のリストがありました。
人々の話をたどり、2人は(貧困に苦しむ人たちがダンスやアートを楽しめる施設がある南アフリカの街から、タイにある、家庭内暴力から逃れてきた母娘のためのシェルターなど、様々な場所と赴きました。

タンザニアやモザンビーク、中国でカビに悩まされた思い出もできました。
カナダの地へ戻ったカシャは、海外で行ったインタビューを、彼らが面する困難を伝えるドキュメンタリーとして編集する作業に、すぐさま取りかかりました。

 

世界の様々な地域で行われたインタビューは、「希望」という一つのテーマで繋がっています。
この旅で出会った人々はみんな、希望を持って困難に打ち勝つことの大切さを話しました。

カシャにとって、このドキュメンタリーの筋描きは、「どんな国であろうと、変化は絶対に起こせる。」ということを伝えることでした。
「私は、前向きな目線で物事を見たいんです。この映画の中の物語は、すべて異なるものです。しかし、その全てが力強く不条理に抵抗している点で共通しています。」と、カシャは語ります。

 

映画祭でのドキュメンタリー上映を成功させ、写真展も行ったカシャでしたが、まだ彼女は、旅で得た経験をさらに多くの人々に伝えたかったのです。
特にカシャが目指したのは、クレイグがこれまでに成し遂げたように、さらに多くの若者たちを社会変革運動に導くことでした。

 

 

WE Incubation Hubについて聞いたカシャは、参加を即決しました。その時彼の女は、自身のドキュメンタリーや、写真などを用いて、メディア論を教えるワークショップを高校で行うことを考えていましたが、それを実現させる方法が欠けていました。そんなカシャに、The Hub が助けを差し伸べました。
The Hub との一対一のセッションが始まり、カシャは次の目標実現へと歩み始めました。

この工程では、全ての The Hub 参加者が2人1組のペアに分けられます。
カシャのパートナーはタリサ・ソレスでした。WE のファシリテータを長年務めるベテランです。
そのため、タリサは、カシャがどのようにワークショップを行うべきか、また、どうすれば彼女の資料を生徒が楽しめる教材に仕上げられるか、についてアドバイスをすることができたのです。

 

人前に立つのではなく、人を撮ることが得意なカシャですが、タリサと共に、自身が人前で話す練習なども行いました。
カシャは自身について、「舞台に上がり、人前で話をするのはとても緊張します。恐怖を感じるし、得意なことではありませんが、そのような面で、タリサは私が何をできて、得意なのかをとてもよく理解してくれています。」と話してくれました。

 

そして今、自身のプロジェクトについてだけでなく、スピーチをすることについても自信を得たカシャは、プロジェクトを教材として完成さえるための最終作業へと移りました。
娘と世界を旅するために全てを諦めた母、マルラは、この数年でリーダーとして知識をつけ、”WE” を通し磨かれてゆく娘、カシャを誇りに思います。
マルラは、「私の娘は今、まるでスポンジのように全てを吸収し、新しいアイディア、スキルを彼女の中で育てています。」と、言います。
「そして、それこそがメンターシップなのです。カシャにはたくさんの可能性があり、WE はこれまで、その可能性を引き出してくれました。あの娘の母として、それについてはとても嬉しく思います。」と、母としての思いを語ってくれました。

 

(原文記事執筆: ジェシー・ミンツ 翻訳:翻訳チーム 高山みのり  文責:清田健介)


【出前授業】世田谷区立桜木中学校でオリパラ教育を実施しました


7月13日(土)に世田谷区立桜木中学校で、オリンピック・パラリンピック教育の一環として、
世界の子ども達がどんな生活をし、どんな問題があるのか、自分にアクションは何なのかを考える授業を担当しました。

 

1コマ目は、全校講和です。
全校生徒210人を、世界の人口に見立て、
視覚的に様々なデータを知るワークショップを実施しました。

 

 

<一緒に人や物を動かして見たデータ>
・人口割合
・ビリオネアの資産割合
・2016年リオオリンピックメダル獲得割合
・食料消費割合
・トイレ/きれいな水の有無
・小学校/中学校/大学の卒業割合

その他、児童労働をしてる子ども達の様子や、子どもの権利について、考えました。

 


2-3コマ目は、学年別でのワークショップです。

 

まず、インスピレーションカードを使ったアクティビティです。

カードに書かれているもの(例:帽子、コップなど)と、

アクションの種類(啓発活動、政策提言、物資調達など)を結び付け、

アクションアイディアを出していく訓練を行います。

 

グループ対抗で、どこが一番多くアイディアを出すことができるか、競い合いました。

 

 

 

アイディアを生み出すことに慣れてきたら、

今度は、自分の得意なこと・好きなことを活かしたアクション作りです。

 

自分自身のアイディアを作り、そのあとグループの仲間たちからもアイディアを貰い、

それぞれが「これだ!」というアクションを決めました。

 

グループ内で、「その社会問題を解決すべき理由とどんなアクションをおこすか」を、

1人1人がスピーチを行い、またそれに対する共感フィードバックも行いました。

 

 

いよいよオリンピックまで1年!

2020年は、世界中から4,000万人(カナダの人口よりも多い!)が来日することが見込まれています。

日本国内でも世界を身近に感じることができる年。

 

引き続き、オリパラ教育のご依頼も受け付けております。

 

より多くの人が、世界を考え・アクションを起こすきっかけとなる1年になりますように。

 


ブレスレッドで輝く未来

ブレスレッドは、人を輝かせることができますが、ブレスレッドによって輝きを放てるのは、ブレスレッドを身に着けている人だけではありません。

今回ご紹介するケニアのマサイの女性は、ブレスレッドをつくることで自らの人生と未来を輝かせています。(清田)

https://www.we.org/stories/me-to-we-artisans-profile-mama-toti/

 

 

幾重にも重なったカラフルなマサイのビーズアクセサリーを身に纏い Lorna Saoei Puleiは小さなジェスチャーを混じえて答えます。
 私たちはケニアのカジアド村の彼女の台所に座って、幼い花嫁から一流の起業家に一変した彼女のストーリーを記録しました。きっかけは彼女の名が付いたME to WE ラフィキブレスレットです。
 
彼女を知っている人は、誰もが彼女のことをママ・トチ(トチの母)と呼びます。

トチとは彼女の長女につけられたニックネームでした。
44歳のママ・トチは飼っている山羊が隣の土地に迷い込んでいないか確認するため窓の外を覗きながら絶えず動いています。 彼女の家の横を通り過ぎる近所の人たちに挨拶を返します。

建築中の家の敷地には木材が積み重ねられ、その上に釘やハンマーの入ったバケツが置いてあります。
4人の子どものシングルマザーであるママ・トチは建築中のこの3ベッドルームの家を自分が稼いだお金で建てました。
 
彼女はこの家が自分のものになると想像していませんでした。そして彼女のこれまでの道のりも予想できませんでした。
8歳の時、ママ・トチは一度も会ったことのない年配の男性と結婚しました。そして10年間、彼女は彼から精神的および身体的虐待を受けました。
 彼女の両親がやっとのことで彼女をカジアド村の家に連れ戻した頃には、彼女は教育も職業経験もない10代の母親となっていました。
 両親は彼女のために家族が住む敷地内に伝統的な泥のマニャータの家を建てましたが、幼い兄弟姉妹がいたので、それ以上の援助はできませんでした。
18歳の時、ママ・トチは家族を養うために仕事を始めました。

 

 

ほとんどのマサイと同様、ママ・トチの両親は家畜の乳と肉に頼る牧畜家でした。

しかし、頻繁に起こる干ばつのせいで牧草地が減ってしまったため、この伝統的な生活は絶えず危険にさらされていました。
 父親が病気で亡くなったとき、ママ・トチは自分の子どもたちだけでなく、母親と兄弟姉妹を養うために家に残りました。何も頼れることがなかった彼女は子どもの頃に学んだスキルに目をつけました。 ビーズワークでした。

 

マサイの女性にとって、ビーズワークを学ぶことは通過的儀礼です。
 若い女の子として、ママ・トチは母親が結婚式や家族のお祝いのためのジュエリーを作るのを手伝いました。

おとなの女性として、彼女の手工芸との再会は厳しいものでした。
 彼女は、彼女のビーズのジュエリーを観光客に売ってもらうために最寄りの街の行商人のところまで毎日2時間通い始めました。
しかし、市場は同様の製品であふれ、ママ・トチは収入以上に運搬にお金を費やしてしまいました。彼女の才能はどんどん伸びていましたが、赤字を解消するために手の込んだビーズ細工品を売らざるを得ませんでした。

 

2009年、フリー・ザチルドレンのME to WE Artisansはこのような女性たちを支援するために設立されました。成功するために適切な市場へのルートを必要とする熟練した女性職人たちへの支援です。

 


女性たちは伝統的なデザインの見事なジュエリーやアクセサリーを北米の観光客が好むよう手作りしました。

そして、ME to WEは1点ごとに代金を支払い、職人たちに持続可能な収入と国際的なマーケットを提供しました。これが基盤となりました。
 多くの女性たちは懐疑的で、部外者との約束をなかなか信用しませんでした。

しかしママ・トチは「私にとっては養う子どもたちがいたのでチャンスでした。」と疑う余地はありませんでした。
 彼女はこの契約を最初に受け入れた女性の一人でした、そして、彼女の勇気は後に続く女性たちを奮い立たせました。

 

ママ・トチは最初からME to WEとの仕事が自分の手工芸品を他の行商人に売り込もうとしているようなものではないことが分かっていました。
 その理由の一つには、町への通勤はがなかったからということもありました。
ママ・トチと仲間たちは、ME to WEのコーディネーターの送迎により家から遠く離れた場所に集まり、おなじみの木の木陰で一緒に仕事をしました。
 「おしゃべりをしたり冗談を言い合ったり、ビーズを付けながら歌ったりしていると時間はあっという間に過ぎてしまいます。」と彼女は言います。

 

最初に作るようになったのは「ラフィキ」でした。スワヒリ語で「友人」という意味で、カラフルな一本鎖編みのブレスレットのことです。
それは、ME to WE Artisansを通して手工芸品を提供するケニアの女性たちと、彼女たちを支援する北米の女性たちとの間で生まれた世界的なつながりの象徴となりました。

 

ママ・トチは早くから著しい業績をあげていました。
ほとんどの女性たちは1日平均30個のブレスレットを完成させていましたが、彼女は多い時は70個も完成させました。
 彼女は自分のヤギを持つという長年の夢をかなえるために働いていました。
 安定した供給があれば、子どもたちのために牛乳を買う必要はないでしょう。

ヤギから乳を搾れば良いのですから。そしてこのようにお金をそのまま投資に回せます。
 彼女が予想できなかったことは1つだけでした。彼女の職人としてのスキルとスピードによって最初の給料は、1頭ではなく2頭のヤギを買えるほどの額になりました!

 

ママ・トチの成功のニュースは、すぐにカジアド中に広まりました
村びとたちは、彼女の敷地内の増え続けるヤギや近代的な鉄板の屋根の家など、彼女の成功を直接目にするためにやって来ました。

そんな彼女を見て、多くの女性たちが自身の将来に期待を持つようになりました。こうしてME to WE Artisans は発展し始めました。ラフィキブレスレットは主力製品であり続けましたが、新しく、より複雑なデザインに発展しました。
ママ・トチは自分自身で新しいパターンを学び、他の職人たちのトレーナーになりました。

そして他の仲間たちに作り方の秘訣を教えました。

 

ママ・トチは現在、ヤギが大体35頭いるといいます。
 彼女は子どもたちの教育費を支払うために2、3頭売りました。
 「自分が直面した困難を子どもたちに味あわせたくありません。私は彼らが学校で一生懸命学ぶことを望んでいます。」と彼女は言います。

 

 

ママ・トチの長女Leah Matipe(トチ!というニックネーム)は、2017年、WE Charity(フリー・ザ・チルドレン)によって建設されたマサイマラのキサルニ女子学校を卒業しました。
それ以来、彼女はコンピュータ研究のコースの講習を受けており、現在は入学志願した大学からの返事を待っています。
 彼女の母親は、彼女たち兄弟姉妹に、一生懸命働くことの大切さを教えていたと言います。 「私は母が毎日、私たちの学校や食べ物や衣服に必要なお金のために働くのを見たのでしょう。私は1人ですべてをできるとは信じられませんでした。」
ママ・トチは、子どもたちがいたから頑張ることができたと言います。彼女の2番目の息子は現在10年生、3番目の息子は7年生、一番年少の娘は4年生です。

 

ME to WEは彼女の功績を称え、ブレスレットに名前をつけることでママ・トチのような女性の強さを世に知らせることにしました。
 「私の名前をブレスレットに付けると聞いて泣いてしまいました。」と彼女は言います。

 

ママ・トチ ラフィキブレスレットの販売による収益は、WE Charityのパートナーコミュニティ全体の女性の夢のための資金となります。
ブレスレットは作った職人を支えるだけでなく、女性たちのグループに彼女たち自身のヤギの群れを育て、彼女たちが家族のために欲しい未来を作り出すために資金を供給します。
デザインはママ・トチや仲間の職人たちが最初に始めたものよりも複雑ですが、同じ糸で結ばれています。

 

(原文記事執筆 :セディ・コスゲイ  翻訳:翻訳チームメンバー 文責:清田健介)

 


鳥取で出前授業と公開イベントを実施しました

本年も、鳥取城北高等学校の2年生と共に、

WE World Changers連続授業を実施しています。

 

 

鳥取城北高等学校では、昨年より、本共同授業を実施しています。

2018年度版:http://ftcj.jugem.jp/?eid=2003

 

WE World Changersは、

 

「世界の社会問題を知って考えて

アクションの起こし方を学んで・経験して

今活躍するワールドチェンジャーになる!」

 

をゴールに、1年間を通じて行われる、WE Schoolsプログラムです。

 

5月より、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの教材を使用し、

先生方が各クラスで貧困や児童労働を学ぶワークショップを実施しています。

 

7月8日には、団体スタッフが学校を訪問し、

改めて世界の子ども達の生活をお話ししました。

 

また、社会問題のブレインストーミングリレー

メンバーの得意なことを活かしたアクションアイディアを見つけるワークなどを行いました。

 

2学期以降は、生徒さんから上がってきた興味や伸ばしたいスキルに対応しながら、

先生方が進めるワークショップと出前授業を組み合わせ、プログラムを進めていきます。

 

 

7月8日には、

日本財団まちなか拠点 in Torrori にて、

公開イベント「鳥取から世界へ」鳥取まちなか教育会vol.1

の講師として、講演会・ワークショップも実施しました。

 

団体の活動紹介・子ども・若者のアクション紹介を行った上で、

実際にアクションを考えるワークを実施しました。

 

高校生から社会人まで様々な方にご参加いただき、

世代を超えたグループでアイディアの出し合い、互いに刺激を受けあう時間となりました。

 


理系の「ガラスの天井」を崩そうとしている若者たち

まだまだ男性社会といわれる理系の世界。今回ご紹介する若者たちは、そんな現状を変えようとしています。(清田)

 

https://www.we.org/stories/conference-connects-young-women-with-female-mentors-in-stem/

 

 

 

サル・サビーラは数学が大好きです。

彼女が覚えている幼少期の記憶は、父親と座ってパズルのような数学の問題を解いて過ごしたものです。

それから何年も、彼女は数学界で活躍しています。
 
しかしながら、将来有望な多くの女性たちは、科学において大望を抱いていても支援と指導者を取り去られ、それでは何が残されるでしょう? 

トロント大学の1年生である彼女は怒りを通り越した笑みを浮かべ、「男性と同じところに並ぶのは大変なことです」と言います。

要点を説明するために、彼女は何年にもわたって科学と数学の授業を共にしてきた女の子と男の子の数を棒で表したXYグラフを説明します。

このグラフの左から右まで、男の子の棒の方がいつも高く、やがては女の子の数を少なく見せています。「私は外れ値です」と彼女は言います。

女の子の同級生たちは決して数学の世界に歓迎されていなかったと彼女は感じています。
 
サルだけがそこに居続けられましたが、その大部分は、彼女と数学への愛を共有していた医者の父が助けてくれたおかげでした。

12年生になるまでに、ほとんどの女の子たちはSTEM(科学、技術、工学と数学)は男性の領域だという社会のメッセージを習得していました。
 
今、サルは友人のアイシャ・チョハン、スイクリティ・ギミール、Vharshaa Punithechelvanと共にそのメッセージを書き換え、より多くの若い女性が科学への夢を追求出来るよう励ましたいと思っています。そして、

女性技師、医者、テック界のリーダー、宇宙飛行士までもをゲストにした心に響くカンファレンスを組織することによって、それをザブンと飛び込むようにやろうとしています。
 
若い女性らをSTEMの女性指導者と繋げるという彼女らの目標は、4人を 社会起業プログラムの第2期のためにWE(フリー・ザチルドレン) Global Learning Center’s Incubation Hubへと導きました。

2017年秋に始まったそのプログラムは、若い革新者たちが世界を変えるようなアイデアを実現する助けとなるように彼らと取り組み、リーダー研修と指導を提供しています。
 
トロントグループのメンバーたちはYouth Gravityと呼ばれ、リージェンツ・パーク地域のこどもたちのための活動を組織していますが、4人がHubまで辿り着いたのはほとんど偶然でした。「ある日彼女たちがWE GLCにやって来て、ここであるイベントを主催できないかと訪ねたのです。」と、WE Program責任者のカイラ・ムジンは思い出します。「それ以来、我々は彼女たちが毎月若者向けの集会を開催するのを支援してきました。」

そこから、WEは彼女らの構想をさらに発展させるために社会起業プログラムに申し込まないかと勧め、性の障壁を壊すという彼女らの使命を展開させたのです。
 


Incubation Hubに支援と指導を保証されて、サル、アイシャ、スイクリティ、Vharshaaは女性に公平なSTEMという意味のS.H.E.を始め、手引きが必要な女の子たちのために、その分野で成功した女性の名簿を載せたウェブサイトを企画しました。

「自分の興味のある分野を知るのはとても大切なことです」とサルは計画について説明します。「それはあなたの目標が実現可能だ、という風に力づけます。」
 
WEの社会起業プログラムはサルと友人たちに、どうやってビジネスプランを計画しそれを売り込むのか、またどこで投資を探すのかを教えました。

サルたちは予算を策定し、どのように若者と関わるか話し合い、ウェブサイトを考案し、詳細なマーケティング戦略を考え出しました。
 
それから彼女たちの最大の教訓に出会ったのです。
 
「私たちの指導者ジュリア(マクマリン)は、私たちが情報を伝える方法や人々をワクワクさせる方法に関して、私たちに訪ねました」とサルは言います。

「私たちはSNSで発信うるとかそういうことかと思いました。」しかしそうではなく、ジュリアはSTEM界での女性リーダーたちを集めたカンファレンスを開き、指導者を必要とする女の子たちを招待することを提案しました。「すぐさま私たちの脳内で電球が光りました」とアイシャは言います。「もし(女の子たちが)STEMの分野が好きかまだわからなくても、もしほんの少しでも興味があるのなら、そこで活躍する可能性があるのなら、このカンファレンスは彼女たちのためのものです。」
 
サルにとってこの会議とウェブサイトは、女の子たちをSTEMに引き込む機会以上のものです。

それらは個々の不正な境遇を正す機会でもあります。

サルの父親と叔父たちはバングラデシュ出身で、ここ十年でカナダに移住してきましたが、みんな技師か医者です。一方彼女の親戚の中で科学を勉強できた女性は一人もいませんでした。サルの父が彼女の数学への情熱を支持した時、彼は家族的にも文化的にも大きなタブーを犯しました。
 
「私には父の支えがあって幸運だったけれど、私に手本を示してくれて尊敬出来るような女性もいたらよかったのに」とサルは言います。

彼女は今科学と数学の教師になることを夢見ているので、彼女のような若い女の子たちのリーダーとなれるのです。
 
WE Incubation Hubに関して、彼女が受けた研修と指導はこの計画にとっても、この先の計画にとっても計り知れない価値があります。
「私を羽ばたかせてくれました」とサルは言います。

「Hubのおかげで私は何でも成し遂げられるという気持ちを抱きました。」

 

(原文記事執筆: ジェシー・ミンツ 翻訳:翻訳チーム 中根葵  文責:清田健介)


9/5 講演会@兵庫「児童労働と日本にいる私たち」

 

来る9/5、西宮市立西宮高等学校 市民講座
松柏講座 「現代を生きる」の中で、代表の中島が講演会をさせていただくことになりました。

 

 

講演テーマは

「児童労働と日本にいる私たち」
1995年にカナダで12歳の少年によって児童労働撲滅のために設立されたNGO「フリー・ザ・チルドレン」。

「子どもは助けられるだけの存在ではなく、自身が変化を起こす担い手である」というその理念に共感し、

日本事務局である「フリー・ザ・チルドレン・ジャパン」を設立した講師が、20年にわたる、世界の子どもたちを

貧困や差別から解放するための取り組みや、社会問題を解決するために自ら行動する子どもたちを育ててきた

取り組みなどを伝えます。

 

一般の方もご参加いただける講演会で、参加費無料です、ご友人やご家族とぜひご参加くださいませ。

 


 

西宮市立西宮高等学校 市民講座
松柏講座 「現代を生きる」

日時:令和元年9月5日(木)14:20-       
会場:西宮市立西宮高等学校 小講堂

参加費:無料

 

 

講師:認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン代表 中島早苗 

 

講師プロフィール

学生時代に環境保護団体に所属し活動を始めたことから社会問題に取組むようになる。アパレル会社勤務を経て1997年に渡米しNGOでインターン中にFree The Childrenを知り理念に共感し、日本の子どもに紹介しようと帰国後の1999年にフリー・ザ・チルドレン・ジャパンを設立。以後、活動に従事。訳書に「キッズパワーが世界を変える」、著書にフィリピンの少女ピア」、「チャレンジ!キッズスピーチ」(共に大月書店刊)。

2007年国際ソロプチミストより「青少年指導者育成賞」受賞。


 


8月5日(月) WEサービスラーニング教材体験会・教材開発会【WE Schools】

カナダの教育プログラムとして全土の学校に取り入れられているWE Schoolsプログラム。

2020年春に全編無料公開予定に向けてプログラムの開発を進めておりますが、公開に先駆けて、8月5日に、教材体験会・教材開発会の開催をいたします。

 

全編無料公開に向けて、体験いただく教材は作成途中であり、完成したものではありません。

参加者の皆様からの積極的なアドバイスや一緒に内容を考えさせていただくことで、より良い教材づくりに繋げたいと思っております。

 

ESD教育・開発教育プログラム・サービスラーニングにご興味関心のある方、ぜひ奮ってご参加ください。

 

【WE Schools】WEサービスラーニング教材体験会・教材開発会

*日時:8月5日(月)13:30〜16:30

*会場:フリー・ザ・チルドレン・ジャパンオフィス
http://www.ftcj.com/about-us/organization-info.html

*対象者:教員、ESD教育、サービスラーニングに興味関心がある方等

*定員:20名

*プログラム内容:ワークの体験、意見交換 ※詳細は下記をご覧ください。

 

【申し込み方法】

下記の申込フォームからお申し込みください。【締切日:8月4日(日)】

※申し込み締め切りました。また別の機会を開催予定です。

 

 

*WE Schoolsとは*
児童・生徒一人ひとりが社会問題を自分ゴトとして捉え、問題解決に向けた行動を起こせるよう応援する教育プログラムです。21世紀に入り、人、モノ、情報が容易に国境を越え、国際問題や国内の社会課題が複雑化し、SDGsの指標をはじめとして、新しい解決策の必要性が叫ばれるなか、これからの社会を担う子ども達には、主体的に問題を発見し、解決する能力が求められています。

WE Schoolsは、サービス・ラーニングを学校の授業で実践するためにカナダで開発された教員向けの教育プログラムで、現在カナダ、アメリカ、イギリスなどの学校18,000校で導入されています。
今回、日本でスタートされるWE Schoolsは、カナダで開発されたWEサービス・ラーニングメソッドに基づき、これまでの日本での活動経験や他国の事例を加え、グローバル・シティズンシップ、子どもの社会参画、アクティブ・ラーニングをキーワードにした日本向けの新しい教育プログラムになっています。 

WE Schoolsに参加することで、最低1つの地域社会(ローカル)と地球規模(グローバル)の社会課題に対して向き合い、解決に向けたアクションを起こせるようにプログラムされた様々な情報や教材が無料で提供されます。そして最終的に児童・生徒は、得意なことや好きなこと用いたソーシャルアクションを通じて変化を起こすことを目指します。

全てのプログラムは、「アクティブ・ラーニング形式」で学ぶものであり、地域社会の課題を解決するために、児童・生徒が持つ学問的な技能や知識を活用できるような場面を保証しながら進める社会的活動である、「サービス・ラーニング型教育プログラムの形式」をとっています。


WE Schoolsは、サービス・ラーニングを4つのステップで

実践するようデザインされています。

*4つのステップ*
1 取り組みたい問題を精査し理解を深める
2 目標を決めてアクションの計画を立てる
3 実際にアクションを起こす
4 アクションをふり返り、報告・お祝いをする

WE Schoolsを通じて、児童や生徒は、国内外にある社会問題を知り、それらの社会問題が自分と関係していることに気づき、子どもや若者でも社会問題に向き合い、解決に向けた変化を起こせると感じることができます。
主対象は小学5年生〜高校3年生としております。
登録無料で誰もが利用することができ、教員向けの手引き、授業用資料もなどが用意されています。

 

 

*プログラム詳細* 13:30〜16:30

・団体紹介、WE Schoolsの説明 20分
・ワークショップ体験(計約120分)

 ワールドマップ

 問題書き出し

 SDGs紐づけ

 ペアを探せ!SDGs問題マッチング

 インスピレーションカードゲーム

 問題コンパス

 Gift+Issue=Change

・意見交換、質疑応答  30分程度

・WE Day説明    10分


フリー・ザ・チルドレン・ジャパンがさまざまな学校で実施させていただいているワークショップ体験をご用意しております。

先生方が各学級で実施できるポイントなどもお伝えしていく予定です。(内容の変更の可能性はございます)

 

  

 

*フリー・ザ・チルドレン・ジャパンとは*

私たちフリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、1995年に当時12歳のカナダ人の少年によって貧困や差別から子どもを解放することを目的に設立された「Free TheChildren」を母体に1999年から日本で活動を始めたNPO団体です。

子どもが団体の創設者ということで、「子どもを助けられるのはおとなだけじゃない!」をモットーに、開発途上国の貧困地域への国際協力支援活動と並行して日本の子どもや若者が、国内外の社会問題に取組み、変化を起こす活動家になるようサポートしています。国内事業としては、小中高校生が社会課題に向き合い、解決に向け何らかのアクションを起こせるような教材を開発や授業の実施、アクションを起こせる人材育成としてのキャンプ事業などを行っております。社会問題に取り組んだ子どもや大学生を無料で招待して、セレブレーション・ライブイベント「WE Day」を2020年3月に日本初開催予定です。

 


世界や地域に変化を起こす夏休みにするためのアイディア

いよいよ夏休み!この長期間の休みに、私たちが住む地域や世界をより良くするためにアクションを起こしたいと思っているみなさんに、WE(フリー・ザ・チルドレン)からの提案をご紹介します!(清田)
 

https://www.we.org/stories/guide-to-best-summer-ever-activities/

 

 

 

さあ、もう夏休みです。きっと皆さんは、学校も一緒になって夏休みの準備を進めてきたことでしょう。

ビーチのぶらぶら歩き、ポーチでレモネード、公園の散策、野外キャンプ―夏休みのプランはますます膨らんで限がありませんね!

休みの期間を最大限に活用することも大切ですが、同時にこの夏は、地域や周りの人々に感謝の気持ちを返してみましょう。


地域や国際社会の状況をより良くするには幅広く調和のとれたアプローチが必要だと私たちは信じています。

これを実行するために、5つの主な原則(私たちはこれを五つの柱と言っています)があり、WE Villagesはこれを焦点に据えて、持続可能な変化を国際的に実現しようとしているのです。

これらの柱とは、教育、水、保健、食糧、そして機会の拡大です。

これらのアイディアの力を借りて、それぞれの柱に変化をもたらすことを夏休みの目標にしてください!


 

教育

 

世界中で2500万人の子どもに学校に行く機会がないという現状を、あなたは知っていましたか?

教育を受ければ、子ども達は、自分自身や家族の生活を豊かにし、ひいては彼らのコミュニティを貧困から救い出す勇気と自信をしっかり身につけることができます。

 

この問題の認識を高めるために、文字通り街頭に繰り出して、これらの子ども達が直面している難問について、近隣の人に伝えましょう。

歩道用のチョークを持って、世の中の教育の現実を徹底的にリストアップするのです。通行人の注目を惹くために、必ず多くのカラーのチョークも用意しましょう。

 

開始前に着目しておく統計

・教育を受けられない女の子の数は、男の子より400万人多い
・字が読める母親の子は、50%以上が5歳を超えて生存できるようである
・全ての女性が初等教育を受けているとすれば、栄養失調の子どもは1700万人減るだろう


 

清潔な水は贅沢品ではなく、それは基本的人権なのです。

にもかかわらず、世界中の何百万人が安心できる水源の近くで暮らしていません。

清潔な水の利用手段の改善は、コミュニティを貧困から救い出す最も速い方法の1つです。

そうなれば、病気も減少し、女の子は学校に行くことができ(女の子によく割り当てられる仕事は家族用の水汲みに行くことです)、それは農業の改良と食糧の増加にも繋がって行きます。

 

開発途上国の人々のために、この難問の解決に役立てようと、多くの一般大衆の努力がなされてきました。WE Villagesは、簡単な水の摂取を確実にするために、井戸、手押しポンプ、貯水装置を村の真ん中に建設していますが、また一方で、自宅の土地に自分の手で給水装置を付けてきた家族もあります。

 

これらの装置がどのように作動するかをより深く知るために、雨水を集める装置を自宅の裏庭に設置してみて下さい。

桶が1個あればそれでいいのですよ!溝にジャグかバレルを置いておくだけで、あとは雨の日を待つだけです。

 

質問したい事と知っておきたい事実

雨が降る毎に集められる水の量はどれくらいか。それは1日の家事をするのに充分と思われるか。1回の歯磨きに1ガロン(1ガロンは3.7853ℓ(米〉・5,546ℓ〈英〉)、スパゲッティをゆでるに約1.5ガロン、そして1分のシャワーに2.1ガロンが要ることを覚えておくこと。


食糧
 

最も簡単な言葉で言えば、「食糧の安心」とは、次の食事はどこから来るのかを知っていること、十分に足りるかなど心配しなくてもいことを意味しています。

私たちは食器棚のスナックに手を伸ばす前によく考えてみなくてもいいのに、9人のうち1人が健康で活動的な日常を送るのに必要な食べ物に手が届かないということを心に刻んでおいてください。
 

この資源不足には非常に多くの理由があります。結局は天候の不順と旱魃が食糧の安全に脅威となっているのですが、同時に、低所得と農業技術の欠乏の2つが、開発途上国の家族が日々直面している難題なのです。

 

自己研鑽の旅に出よう

 

この夏、地元の農場に出かけて、果物や野菜を自分の手で採ってみましょう。

(ブルーベリーは夏休みの中頃が特に美味しいとか)。農地の所有者に、現代の農法や農作業の自動化とはどのようなものか質問してみて下さい。

それから、自分の手で採ったボウルのご馳走を頬張ってみて、耕作方法が開発途上国とどのように異なるのか知るためにオンラインで調べましょう。こんな感じで:どんな手段で北米人の方が食糧を簡単に手に入れられるのか。たとえばアフリカの人々はここ北米では心配する必要のないどのような困難に直面しているのか。きっと答えがはっきり見えてきますよ!


機会の拡大

 

「機会の拡大」 の要件の1つは、収入を得てそれを管理する方法を人々に教えることで、特に「women in our partner communities」に連動しています。

母親の教育や技術が向上して生計が立つようになればれば、自分の家族や住んでいるコミュニティのためにも、永続的な変化を齎すことができるでしょう。

 

あなたの地元で変化を起こそう

 

もう少し身近なところに目を向けてみましょう。

「機会の拡大」とは、あなたが新しい技術を身につけたり、事業家としての力を伸ばす良い機会です。

ベビイシッターやピアノの先生の仕事に憧れて来たかも知れませんね。

この夏はこの機会を利用して、得意先の見つけ方やお金を扱う仕事のやり方を学んでみて下さい。

さらに、この仕事をしながら、それで得たお金を寄付してみてはどうですか?

 

あなたに刺さる社会問題を見つけて、それからそれを手助けするために動いてくれる団体を選び、彼らの努力に対してあなたの収益の一部を寄付するのです。このようにすれば、あなたはあなたの銀行預金口座にお金を振り込むことができ(経済学の知識が必要なことは言うまでもありませんが)、あなたの地元のコミュニティに恩返しできるのです。

 

保健


健康は、WE Villagesの開発モデルの構成部分です。これは他の4つの柱を改善する地域の能力に直接影響してくるからです。

家族に医療を利用する機会がなければ、仕事を見つけたり、通学したり、水汲みなど日常の家事をするにも苦労することでしょう。これらができなければ、家族は更に貧困へと落ちて行くこともあるのです。

 

関心がある問題に取り組むコミュニティに飛び込もう

 

身体の健康に関するイベントを主催することは、あなた自身のコミュニティで健康教育の議論を活気づかせる素晴らしい方法です。

健康が暮らし全体に与える影響について認識を高めるために、友達とペアを組んで、ダンストーンから縄跳び遊びまで、どんなことでも主催してみてください。

資金を集め、それをWE Villagesに寄付することにより、あなたも開発途上国のコミュニティの夢の達成に貢献できるのです。新米ママや新生児だけでなくコミュニティ全体の健康に充実したケアを提供しているこの健康関連案を支持しましょう。        そして、あなたのステップやジャンプの一歩が、世界中のコミュニティに恒久の影響を与える力を持っているということを、胸に刻んでおきましょう。

 

(原文記事執筆: エイミー・ヴァネス  翻訳:翻訳チーム 松田富久子  文責:清田健介)

 


8/17 もっと知りたい! 世界のともだちのこと〜ゲームやおはなしで学ぼう、こどもの権利条約〜@東京【参加費無料】

 

18歳未満の全ての子どもが持っている子どもの権利。しかし日本や世界では、虐待、紛争、いじめ、労働の問題に巻き込まれ、権利が守られていない子どもたちも。

 

 

このイベントでは、ワークショップなどを通じて世界や日本の子ども、そして子どもの権利を一緒に考えます。
参加費無料です、夏休みの一つのアクティビティとしてぜひご参加ください!

 

 

講師:認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン代表 中島早苗 

 

講師プロフィール

学生時代に環境保護団体に所属し活動を始めたことから社会問題に取組むようになる。アパレル会社勤務を経て1997年に渡米しNGOでインターン中にFree The Childrenを知り理念に共感し、日本の子どもに紹介しようと帰国後の1999年にフリー・ザ・チルドレン・ジャパンを設立。以後、活動に従事。訳書に「キッズパワーが世界を変える」、著書にフィリピンの少女ピア」、「チャレンジ!キッズスピーチ」(共に大月書店刊)。2007年国際ソロプチミストより「青少年指導者育成賞」受賞。

 

 

8/17 もっと知りたい! 世界のともだちのこと〜ゲームやおはなしで学ぼう、こどもの権利条約〜@東京【参加費無料】
日時:8/17
場所:東京都人権プラザ セミナールーム
東京都港区芝2-5-6 芝256スクエアビル 1階
対象:小学校3年生〜高校生(保護者参加可)

詳細・お申込み  https://www.tokyo-hrp.jp/event/kids_school_2019_01.html
(東京都人権プラザのページが開きます)


移民や難民の人たちと共に、寛大な社会を創ろう!

クレイグとマークのコラムの紹介です。

 

https://www.we.org/stories/immigrants-generous-canadians/

 

「一番寛大なカナダ人」と聞いて、みなさんはどんな人を思い浮かべますか?

 

「古き良き時代」の精神を知っている団塊の世代の人たち?と思った人もいるかもしれませんが、年齢は関係ないのです。じゃあ、都市部に住んでいる人たちがすっかり忘れてしまった思いやりの心を持っている、地方に住む人たち?

うーん、それも全然違います。一番寛大なカナダ人は、

移民の人たちです。彼らはカナダで最も寄付やボランティアに熱心な社会層です。

 

カナダは他の国よりも多くの難民や移民を迎えていますが、そんなカナダでも、移民や難民が「社会の負担になっている」という認識を持っている人たちがいます。

そのような認識を持ちながら、多くの人がネット上などに移民や難民への中傷を拡散しています。

彼らによれば、「外国人はわが国の雇用を奪い、社会保障を圧迫している」のだそうです。

最新の研究では、そのような主張を覆す移民や難民の実像が浮かび上がっています。

移民や難民の人たちはチャリティー活動や社会問題の解決に積極的に取り組んでおり、そのような活動が、地域をより暮らしやすい場所にしています。

憎しみが社会を覆っているかのように見える昨今ですが、そのような角度からではなく、全く別の角度から物事を見る必要があります。

 

カナダ統計局の調査によれば、移民のチャリティー団体への寄付の平均額は、同等の経済的階層のカナダ生まれの市民の寄付の平均額を上回っています。

低所得層においても同様の傾向が見られます。

4万ドル以下の年収の移民の市民のNPOへの寄付の平均額は、404ドルとなっており、移民ではない同等の経済的階層の市民の寄付の平均額である214ドルを上回っています。

 

お金についてだけではありません。移民のボランティアへの参加率は、既存のカナダ人よりわずかに低いものの、ボランティアとしての稼働時間は平均値を上回っています。

 

移民としてカナダにやってきた市民たちが、社会貢献に対して高い意欲を持っていることは明白ですが、カナダ社会、特にチャリティー団体は彼らを迎え入れることができているのでしょうか?

多くのNPOの活動を支援している「イマジン・カナダ」のCEOを務めるブルース・マクドナルドは、NPOはこのような新たな社会的集団とのより良い関わり方を模索する必要があると指摘します。

ひとつの方法として有効なのは、地域の様々な各種団体によるリーチアウトを強化することです。

 

例えば、メンタリング運動として長い歴史を持つBBS運動はトロントでも活動を行っていますが、参加者の文化的背景が多様なため、型を押し付けるのではなく、文化的背景に配慮したアプローチを展開しています。

 

従来のBBS運動では、おとながひとりの子どもとじっくり向き合うマンツーマンのメンターシップが行われてきましたが、家族ではないおとなと子どもが親密な関係を持つことに抵抗を感じる文化圏出身の親御さんもいるため、集団になって様々なことを相談しあうユースクラブの運営をここでは行っています。

 

みなさんも自分が関わっているボランティア活動やチャリティー団体について考えてみて下さい。

異なる文化に対する配慮をどれぐらいできているでしょうか?

また、その配慮を実効力のあるものにするためにみなさんにもできることがあるはずです。

そして、多様性も大事です。あなたが関わっているボランティア活動の参加者は、あなたが普段社会のなかで接するような多様な人たちが参加していますか?

 

今度資金集めのイベントをやるときは、クリスマスなどのいわいる西暦の祝日だけではなく、多くの移民たちにとっての祝日であり、ボランティアや社会貢献への機運が高まるディーワーリー(ヒンドゥー教の祝日)や、イード(イスラム教の祝日)なども考慮にいれてみると良いのではないかと思います。

 

いまは寄付をする人も減少していることに加えて、新たな景気後退が始まるのではないかということもささやかれています。

そのような現状を考えますと、NPOにとって移民からの寄付やボランティアは、これから欠かせないものになっていくことが予想されます。

 

移民の存在は、寛容な国としてのカナダの評判を高めてくれています。

そのことだけでも、移民の人たちを温かく迎える理由になるのではないでしょうか?

 

 


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