TOTO株式会社から緊急支援にご寄付を頂きました。

 TOTO株式会社から緊急支援にご寄付を頂きました。


2013年11月8日にフィリピンの中部に上陸した台風30号(フィリピン名:ヨランダ、アジア名:ハイエン)によって甚大な被害が引き起こされ、その被害状況は未だに全体がつかめておらず日に日に死傷者数、行方不明者数が増えています。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、被災した人々への緊急支援を実施することにしました。また、被災地が広範囲に渡り、未曽有の被害を生み出していることから、短期的な支援だけでなく、復興を視野に入れて、長期的な自立支援に取組むことを計画しています。

そんな中、2013年度フィリピンの先住民族コミュニティへの水支援(井戸の設置や汲みあげ指揮水ポンプの設置など)事業に対して助成くださったTOTO株式会社から、今回の台風被災者への支援事業のために5,766,862円の募金を頂きました。

こちらの募金はTOTOグループの社員の皆様から283万円、さらに、マッチングギフトの取組みとして、社員の皆様からの募金額と同等額を会社から拠出いただき、上記金額を頂いたものです。

フィリピンの人々の支援のために、たくさんの募金を集めてくださり心より感謝申し上げます。

頂きました寄付金は、セブ島北部、レイテ島タクロバン、サマール島東サマール地域で被災した人々への食糧、生活用品、学用品の配給や、子どもの心のケア、小規模農家へのセミナーや支援、学校建設・修復事業に、使わせて頂きます。

 

 


フィリピン台風30号 被災地訪問報告

フィリピンを襲った大型台風30号被災地支援へのご協力ありがとうございます!

 私たちのパートナー団体「プレダ基金」の代表のカレン神父(アイルランド人)が、
台風30号によって被害を受けたフィリピンのセブ島北部など被災地を訪問しました。
カレン神父から被災地域の訪問報告レポートが届きましたので、ご紹介します。

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EYEWITNESS ACCOUNT OF THE AFTERMATH OF TYPHOON YOLANDA
http://www.preda.org/en/
2013年11月22日

報告:プレダ基金 代表シェイ・カレン神父


11月19日火曜日午前3時、私はプレダ基金の2人のスタッフと共にマニラから飛行機で1時間のところにあるセブ島に飛び、そこから車でセブ島北部へと移動していた。今回の訪問の目的はセブ島の北端にあるのダーンバンタヤン(Daanbantayan)、ボゴ(Bogo)、そしてバンタヤン島(Bantayan)での被害状況の調査と地域や人々のニーズを把握し、更に被災した人々への支援物資を直接届けることである。そして、親や親せきを亡くした子どもを誘拐や人身売買から守るために地域にいる子どもやおとなたちへ注意喚起をすることももう一つの大切な目的としていた。

        フィリピン台風30号被害

2時間ほど運転すると被害を大きく受けた地域に到達したが、そこは台風の影響で停電となっていて家々の明かりなどはなく辺りは漆黒の闇が広がっていた。月の明かりが孤立をより際出せていた。残された家々はまるで戦争や爆撃で破壊されたような佇まいであった。かつてここの地域には何千という世帯が住んでいたのに、そのことがまるでなかったように破壊されていた。朝日が地平線から顔を出した時、あたり一面がいかに壊滅的な状況かがよりはっきりしてきたのだった。その状況を見て、自分が甚大な被害を受け人々が亡くなってしまったという事実を目撃していることを再認識した。復興はきっと何年もかかるだろう。

太陽が昇ると電信柱が倒れ、大きなアカシアの木がなぎ倒されるなどし荒涼とした景色がより鮮明に視界に入ってきた。何百というがっしりとしたココナッツの木々が折れ曲がり、風速240キロもの未曽有の嵐がこの地域を襲い太い木さえも倒していったことが分かった。マンゴーの木も根こそぎ倒され、根っこが空を向いている状態で葉は枯れていた。裕福な家庭の家のみが嵐に耐えて建っているこの壊滅的な状態に私は言葉を失った。台風が上陸し2,3時間の間に、こんなにも地域を飲み込み破壊していったのかと考えると恐れおののいた。


        フィリピン台風30号被害

フィリピンに来て44年もの間、たくさんの台風を体験してきたが、こんなにも残虐性を持った破壊的な台風被害を見たのは初めてだ。今回の巨大な台風が引き起こした嵐は地域をかき回し、ほとんどすべてのものを瓦礫にしてしまったようだった。建物を破壊し、金属のものでさえ壊し、屋根を飛ばし、ブロック塀を灰のように粉々にしたのだった。


私たちは瓦礫があちこちにあるダーンバンタヤンに到着した。何とか生き残った人々にも会うことができ、彼らはこの世の終わりだと感じるほど恐ろしい体験だったと嘆き悲しみながら話をしてくれた。彼らの話によると、台風によってココナッツは木からもぎ取られ、まるで銃弾のように屋根や壁にあたり散ったとのことだった。子どもたちは風が引き起こす大きく恐ろしい風音や瓦礫が飛び散る音に怯え泣き叫んだと話した。家に保管していた食べものはだめになり、井戸の水は汚染されたという。


        フィリピン台風30号被害

その後、フェリーに乗り1時間かけてバンタヤン島へと移動した。サンタフェに着くと更に酷い状況を目にした。家も教会も破壊されており、島の主要な地域や海岸沿いは特に被害を受けていた。私たちはトライシクル(フィリピンの三輪モータータクシー)に乗り被害の大きかった地域へと向かった。道すがら殆どの家や建物が破壊されているのを見た。鶏肉産業は壊滅的被害を受けていた。

被害を受けたにも関わらず町が清掃に取組んでいる事や規律正しい印象を受けたので、市長に会った時にそう伝えた。市長は「多くの人々の命を救うことができたのですよ」と話した。「市として漁村の人々にはとにかく早急に非難することを伝えました。最初は村を離れたくないようだったが、これは強制避難命令ですと伝え、結果多くが救われたのです。」地域では16人のみ死亡が確認され、しかし多くの人々が負傷し、漁船を失ってしまいました。」

       
         フィリピン台風30号被害

        
その後、セブへと戻る途中で悲惨な状況に置かれているにも関わらず、多くのフィリピンの人々が回復力や勇気、勇敢さを持って立ち上がろうとしていることがわかりました。私たちはセブの避難所でアナとジョセという二人に会いました。ジョセは避難所で生まれたばかりの彼の新生児を胸に抱いて前向きに希望を抱いていました。一方、アナは父親が未だにタクバロンで行方が分からなくなり、多分亡くなったのではないかと一人で悲しんでいました。彼らは勇敢にも私たちに笑顔を向けてくれましたが、きっと心では悲しみにあふれていたことでしょう。私たちは役所の職員と家族と離れてしまったり、孤児になってしまった子どもたちをまずは保護し、登録しなければいけないと話し合い、今後、プレダからソーシャルワーカーを派遣し、その業務に協力し、協働することを約束しました。



          フィリピン台風30号被害

緊急支援はまだ続ける必要があります。プレダ基金は、支援として米やその他物資を被災した人々に配給していきます。この支援活動はサンカルロス大学と協力して支援物資が被災した人々に行き渡るようにします。ご寄付下さったみなさまや支援活動にご協力くださっているみなさまに心から感謝します。そして、プレダ基金は孤児になった子どもの保護に向けて意識啓発をしていきますので、引き続きご支援よろしくお願いいたします。
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フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、引き続き、台風30号被災緊急支援のために募金を集めています、どうぞよろしくお願いいたします。

募金受取口座
◆郵便振替口座
口座番号:00120−5−161532
 
口座名称:フリー・ザ・チルドレン・ジャパン

◆銀行口座
三菱東京UFJ銀行 上野支店 普通 5360502
口座名:トクヒ)フリーザチルドレン



フィリピン台風30号・緊急支援を始めます!

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【緊急支援】
フィリピン台風30号の被災者緊急支援を開始します。
       ご支援をよろしくお願いします。
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                          2013年11月18日

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、フィリピン
台風30号被災者支援のための募金活動を開始しました。

台風30号被災地

11月にフィリピンを直撃した台風30号「ハイヤン」により、中部のレイテ島をはじめ、現地で甚大な被害が出ています。
フィリピン政府の発表では死者約4,000人、負傷者約18,000人、行方不明者は約1,600人。そして避難生活を強いられている家族が7万世帯以上となっています。(11月18日現在)

この緊急事態に際し、私たちはフィリピンのパートナー団体とともに、フィリピンのビサヤ地域で被災した人々、特に子どもを対象にして緊急支援活動を行うことになりました。

 具体的には、下記の支援を行います。
・台風30号によって家を失った人々、負傷したり病気になったりした人々に対して食事や医療を提供
・避難所で救援活動にあたる人々に対して、家族や家、仕事や土地を失った被災者のケアの仕方や接し方の指導やワークショップの実施
・家族や親せきを失い孤児になった子どもの保護活動及び教育支援を実施

 
そこで、台風被害を受けたフィリピンの人々の支援のために
緊急募金を集めます。
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

※フィリピン台風30号緊急支援の募金は、郵便局もしくは銀行からの振込みのみ受け付けております。
 「フィリピン緊急支援」と振込票の備考欄に記載をお願いいたします。

◆募金受付口座(下記の2つのいずれかにお振込みください)

1)郵便振替の場合

郵便口座:00120−5−161532

口座名称:フリー・ザ・チルドレン・ジャパン

※他金融機関からの振込用口座番号
〇一九(ゼロイチキュウ)店 当座 0161532

2)銀行振込の場合

銀行名:三菱東京UFJ銀行

支店名:上野支店

口座番号:普通 5360502

口座名:トクヒ)フリーザチルドレン


◆お問い合わせ
フリー・ザ・チルドレン・ジャパン事務局
TEL 03−6321−8948
Email info@ftcj.com

以上、よろしくお願いいたします。

台風30号被災児童
写真提供:緊急支援現地パートナー団体 プレダ基金

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緊急支援現地パートナー団体 プレダ基金 
代表 シェイ・カレン神父 からのメッセージ

2013年11月12日


史上最大の破壊力と言われる今回の超大型台風30号「ハイヤン」(フィリピン名:ヨランダ)により、多くの人々が命や家を失い、怪我を負いました。中でも、親を亡くした孤児は最も弱い立場にあります。町も村も家も無くなり、両親もいない。彼らは、栄養不良、誘拐、拉致の危険にさらされています。こんな風に考えるのは恐ろしいことですが、これが自然災害時の厳しい現実です。子どもを人身売買業者や小児への性的虐待者から守るには、子どもへの細心の注意と直接的な介入が必要です。人身売買業者は、子どもを助けるという口実で彼らを拉致し、小児への性的虐待者に「花嫁」として売っています。また、非合法の養子縁組や、もっと酷い場合には、性的虐待や性的搾取の目的で子ども達を引き渡して、何十万ユーロ(ポンド)をも稼いでいるのです。


フィリピン社会福祉開発省では、救援団体に緊急要請をして、今回の台風で最も被害が大きかった地域での子どもの人身売買に対する警戒を行っています。超大型台風は、フィリピン中部の町や村を完全に壊滅させ、多くの死者を出しました。それらの町や村の子どもは、「ヨランダの失われた子ども達」と呼ばれています。時速315キロもの強風による厳しい試練は、ヴィサヤ地方の住民に傷跡を残すことになるでしょう。そして、私達もまた、どのような対応をどれほど速やかに行ったか、評価されるでしょう。


テレビ報道では、被害の状況が伝えられ、苦痛、飢え、野外での生活が今後数カ月は続くだろうと言われています。熱帯低気圧「ゾライダ」が暴風雨と共にフィリピンに接近しています。あなたがこれを読んでいる頃、フィリピンでは暴風雨にさらされているか、あるいは、度重なる被害にショックを受けて立ち尽くしているかもしれません。


この台風により、1万人以上が亡くなった可能性があります。これほどの殺人的なサイクロンになるなど、誰が予想できたでしょうか。人々は、今、全てを失いました。彼らが頼りにできるのは、寛大な寄付と、できるだけ短時間に救援物資を届けようとする政府の機能だけです。いつか彼らがまた元気を取り戻し、自立できる時が来るでしょう。しかし今は、他のあらゆる災害と同様に、助けが必要です。私達は、最も助けを必要としている人々にそれを与え、還元し、共有するよう求められています。


道路や橋が崩落したり、地滑りで土砂に埋もれてしまったため、人命が救出できずにいます。瓦礫の下で死体が腐敗しており、共同墓地に埋葬されたものもあります。救済支援者が山奥の村に到着するまで、このような状況があと数週間は続くでしょう。

しかし、この悲劇にはもう一つの危険が伴います。自宅と親を失ってさまよう孤児の存在です。1万5千人もの死者が出たら、多くの子どもが孤児になるでしょう。栄養不良の危険だけでなく、最悪の場合は、非合法の養子縁組や性的搾取を目的とした誘拐や人身売買に巻き込まれる可能性もあります。


 多くの人々は、このような残酷で痛ましい現実から目をそむけますが、実際に起きている事実であり、これを防ぐためにあらゆる行動を取らねばならないのです。プレダ基金では、寄付の呼び掛けや、荒廃した地域に訓練を受けたソーシャルワーカーを派遣し子どもたちに食糧の提供や、家もなく身寄りもいない子ども達が誘拐されないよう保護するなどの活動を行っています。

私達は目の前の困難に対して、精神的な強さを奮い起こして立ち向かい、打ち勝たねばなりません。フィリピン人はとても我慢強い人々です。1年間で20回もの台風に耐え、強い地震も1、2度ありました。環太平洋火山帯に位置するフィリピンでは、火山が噴火していない時でも、様々な自然災害が起こります。


私が宣教師として、貧しく困窮したフィリピンの人々と過ごした44年の間、数々の自然災害を経験しました。大嵐、洪水、地滑り、地震、火山の噴火。火山泥流「ラハール」は止めどなく流れ、全てのものを破壊します。


フィリピンの人々には、すばらしい精神的な強さと回復力があります。困難な状況にあってもユーモアのセンスで乗り切り、カメラに向かってほほ笑み、自分達の苦難を笑い飛ばすことができる人々です。ただ今回の状況は、これまでとは比較できないほど過酷です。しかし、彼らの生きようとする意志は、フィリピンの人々を突き動かす原動力であり、彼らは勇気と機知に富んだ方法でそれを行います。彼らは復興、再建、種まきや収穫といった仕事を、何年もかけて進めていける人々です。


彼らには、希望を持って生き、あらゆる災害や苦難を乗り越えるすばらしい能力があります。多くの人々が食料、水、避難所を必要としています。また、子ども達には、保護や栄養、世界中のコミュニティからの善意が必要です。人生最悪のこの時期を乗り越えるために、誰もが助けを必要としています。彼らは、愛を与える神が、信仰、愛情、善意を持つ全ての人の中に生きていると信じています。この永遠に消えることのない善良さの力は、他者への愛を通して、困窮している人々の元に届くでしょう。

(翻訳協力:FTCJ翻訳ボランティアチーム 大藤千枝)

 


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