バリンド村 FTCの新しい支援先

 こんにちは、浅田です。

前回も紹介させて頂きましたバリンド村ですが、

今回、FTC(カナダ)のサイトで紹介されていたので再度アップ致します。

http://www.freethechildren.com/2013/02/free-the-childrens-newest-community-in-india/




(訳者:翻訳チーム 金田豊正) 

インドでフリー・ザ・チルドレンの支援する新しい村の誕生!

 

フリー・ザ・チルドレンは、“バリンド”の村がインドで最も新しい「村の自立を応援しよう!プログラム」に選定されたことを謹んでお知らせします!

 

「バリンド」はラジャスタン州の都市部から遠隔地にあるコミュニティの一つで、300もの世帯に、1000人を超える村人が暮す大きな集落になっています。

村人は様々な民族やカースト制度で構成され、その中には指定部族(インド政府によって指定された社会から隔絶され貧困下にいる少数民族)や指定カースト(インド政府によって指定されたカーストの枠外に置かれたグループ)、その他の後進諸階層などが多く含まれています。ある程度長く住めるようなしっかりした家に住んでいる人々もいますが、多くの人たちは牛の糞などを混ぜた

土でできた家に住んでいます。

 

FTCは「村の自立を応援しよう!プログラム」(貧困地域の村々が自立できるように、あらゆる角度から包括的に支援をする事業)に取組む前に、その集落に対し広範囲な調査を行います。村の持つ資源価値によって集落の発展を支援していくことが原則なので、先ずは支援対象となる村の住民のニーズを探るとともに、どのような資源が村にあるかどうか、そして、その資源をもとに今後どのような持続可能な自立ができるかを評価します。

 

バリンドはインドの砂漠地帯にあるため、社会や経済の面でおびただしい数の

課題を抱えています。自給自足の農業集落において村人は日常的に出稼ぎ

生活を送ります。男も女も生活を支えるために子どもや年長者を残して隣の

地区や遠い町まで仕事を求めて出稼ぎに行くことはよくあります。

 

バリンド村には医療施設が無いため一般的な医療サービスを受けることができず、生活の頼りは病気にならない自分自身の健康とライフラインの水を確保するための井戸が1つと3箇所にしかない手押しポンプのみです。

しかし、そのポンプも壊れていたり、また干ばつの影響で水が出ないことが

多いのが実態です。


参考:

 FTCインド支援事業:支援する新しい村のご紹介!
 http://ftcj.jugem.jp/?eid=672


インド保健衛生・健康向上プロジェクト報告!

私たちが支援するインド・ラジャスタン州では、20%弱の子どもが5歳までに下痢や感染症、その他の病気で命を落としていると2008年に報告されました。そこで、この現状から、予防治療を浸透させることで、10年間を通じて死亡率を5%まで抑えることを目指します。そして、5歳以上の子どもやおとな、特に母親自身が、保健衛生の知識を培うことで病気や死亡を防ぐよう、保健衛生・健康向上事業を実施します。

具体的には、
1)村人の健康を守るため、地域にヘルスセンターを設置し、機能させる。
⇒以前、自治体が建てたヘルスセンターがあるが老朽化し不衛生なために現在はほとんど機能していない。これを修繕し再建させ、自治体と協力して定期的にコミュニティの人々に対して健康診断や保健衛生セミナー、医療サポートを行い、村人の健康を改善させることを目指します。

2)家庭訪問による健康、保健指導を通じて子どもや母親の健康向上をめざす。
⇒自治体の保健スタッフとともに、フリー・ザ・チルドレンの現地スタッフが家庭訪問を行い、住民の健康状態や意識をチェックするとともに、健康や保健衛生に関する指導をし、女性の保健教育に対する意識付けを行います。


3)健康・保健衛生に関する冊子(テキスト)を作成し活用する。
⇒保健衛生のための情報がわかりやすく図解されたテキストを作成し、学校やコミュニティでセミナーを開き配布しながら保健衛生教育を行う。文字の読み書きができない人々にとっても分かり易い挿絵を使う。


4)ヘルス・フェアを通じて村人にメディカルサポートを実施する。
⇒再建したヘルスセンターなどを拠点に、定期的にコミュニティの人々(特に乳幼児、女性、妊産婦)を対象に健康チェックを行い、栄養補助剤やワクチン、駆虫プログラムを実施し、人々の健康向上をめざす。


5)スクールガーデン、キッチンガーデンの設置
学校の敷地に薬草やハーブ、野菜などの植物を植え、育て方と効能について生徒や保護者に伝え、病気予防や健康改善のために活用してもらう。そして、村人が自分たちでそのガーデンは運営していけるよう目指し、持続可能な保健健康向上を実現する。

などを行います!


そして、2012年5月から建設をスタートさせていたヘルスケア&デイケアセンターが12月に支援先のひとつのコミュニティ・ウダワド村に完成しました!
インドの子どものためのご寄付、ご協力くださったみなさま、ありがとうございました。

Health care Cetnter India




FTCインド支援事業:支援する新しい村のご紹介!

フリー・ザ・チルドレン・(FTC)が活動する、インドのラジャスタン州の
ウダイプール地区周辺のコミュニティでは、多くの経済危機や社会的な
課題に直面しています。特に女の子は、数々の男女格差で苦しんでおり、
女児であることが原因で教育の機会が奪われているため、彼女らの
人間としての発達に大きな障壁となっています。

また、児童労働はインドのいたるところにはびこる問題の一つです。
最近の調査では、ラジャスタン州で労働する子どものほぼ半分が学校に行けず、
読み書きもできないことがわかりました。

このような状況から子どもを解放するため、FTCでは
「村の自立を応援しよう!」プログラムをウダイプール周辺の
コミュニティで実施していますが、2012年度から新たに支援することになった
新しい村を今回は、ここでご紹介します。

「村の自立を応援しよう!」プログラムでは、開発モデルを次の5つの柱
「教育」、「清潔な水と公衆衛生」、「医療」、「収入向上」、「農業と食糧の安全保障」
に定め、それに基づき、コミュニティと連携しながら展開しています。

「教育」の分野では日本の組織 
NPO法人Shared Smile Japan(株式会社ディアーズ・ブレイン)様
のご支援によって現在、教室建設工事が着工しています。

schoolbuildingPJatBarind

現地からレポートが届きましたので、ご紹介します。
※翻訳協力:FTCJ翻訳チーム 金田豊正さん

◆バリンド村について
インドが抱える様々な課題を解決するため、FTCでは、ウダイプール地区周辺の
コミュニティの一つ「バリンド」を新たに支援する村とし、今後、村の自立に向けて
協力していくことになりました。

「バリンド」はラジャスタン州の都市部から遠隔地にあるコミュニティの一つで、
300もの世帯に、1000人を超える村人が暮す大きな集落になっています。
村人は様々な民族やカースト制度で構成され、その中には指定部族(インド政府
によって指定された社会から隔絶され貧困下にいる少数民族)や指定カースト
(インド政府によって指定されたカーストの枠外に置かれたグループ)、
その他の後進諸階層などが多く含まれています。ある程度長く住めるような
しっかりした家に住んでいる人々もいますが、多くの人たちは牛の糞などを混ぜた
土でできた家に住んでいます。

FTCは「村の自立を応援しよう!プログラム」(貧困地域の村々が自立できるように、
あらゆる角度から包括的に支援をする事業)に取組む前に、その集落に対し
広範囲な調査を行います。村の持つ資源価値によって集落の発展を支援して
いくことが原則なので、先ずは支援対象となる村の住民のニーズを探るとともに、
どのような資源が村にあるかどうか、そして、その資源をもとに今後どのような
持続可能な自立ができるかを評価します。

バリンドはインドの砂漠地帯にあるため、社会や経済の面でおびただしい数の
課題を抱えています。自給自足の農業集落において村人は日常的に出稼ぎ
生活を送ります。男も女も生活を支えるために子どもや年長者を残して隣の
地区や遠い町まで仕事を求めて出稼ぎに行くことはよくあります。

バリンド村には医療施設が無いため一般的な医療サービスを受けることができず、
生活の頼りは病気にならない自分自身の健康とライフラインの水を確保するための
井戸が1つと3箇所にしかない手押しポンプのみです。
しかし、そのポンプも壊れていたり、また干ばつの影響で水が出ないことが
多いのが実態です。

バリンド村に公立小学校が1校だけありますが、就学年齢の児童が200人
いるにもかかわらず、実際は117人しか在籍していません。しかも、古びた
2つだけの教室にたった2人の教師だけで授業を行っているのです。
教室は貧しい造りで小さく明かりもありません。さらに、学校は集落から
5キロメートルも離れているので、5年生以降の女の子の7割は登校を
続けられなくなっています。

studetns at Barind in oldschool

教育は、子どもや家族、村を貧困から救い上げる重要なキーとなり、持続可能な
発展への最初のステップとなります。子どもに学びの場所を確保できた時、
子どもたちは彼らの才能を存分に開花させることができるようになります。
それが、FTCがバリンドの村人に教育の重要性について“気づき”の
トレーニングプログラムを始める理由なのです。プログラムは教育に対する
村の人々の考え方を変えて、村の教育レベルを上げることを狙いました。
また、FTCのスタッフもバリンドの人たちと教育の話になったときにバリンドの
今までの信仰や流儀を学んでお互いの考えをよく理解するためにこのプログラム
を使いました。
そして、現在、FTCはバリンドに最初のFTC教室建設工事に取りかかっています。

バリンド村は大きく広いため、いくつかの地区に分けてそれぞれに学校が建つよう
計画していますが、その一つは、Shared Smile Japan(株式会社ディアーズ・ブレイン)様
のご支援によって現在、コミュニティと連携してFTCで村での第一号の教室の
建設工事が行われています。この教室の完成を、村人、特に子どもたちは
非常に心待ちにしており、国外からのあたたかいご支援に感謝しています。

バリンド村の自立に向けたやるべきことはまだまだたくさんありますが、FTCは
喜んでこの村でのプログラムを推進しています。すべての私たちFTCは、
バリンドの人々が持続可能な村へと発展するために、資源を正しく使って
必要な知識や技術を取得し、いつの日か、貧困・搾取・病気・渇き・空腹などから
解放されることを心から望んでいます。

バリンド村のご支援のために多くのかたからご協力いただいておりますことを
重ねて心よりお礼申し上げます。

FTCインドチームより(2012年10月)


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